UQ mobileもY!mobileも、今回の割引は固定回線なしでもお得になるのが特徴です。では、固定回線とのセット割やゴールドカードによる割引がない場合の料金を他キャリアと比べるとどうなるでしょうか。他社の月30GB〜35GBのプランと比較してみました。
UQ mobileもY!mobileも、1年間の割引を適用すれば、固定回線やゴールドカードの割引なしでも他社と戦える水準に安くなります。例えばUQ mobileは月額3168円に対し、povo2.0の30GB/30日間のサブスクトッピングは月額2780円と、差は388円です。「10分かけ放題付き」「使える容量が5GB多い」「余ったデータが繰り越される」などを考えると、1年間はUQ mobileを使ってもよいかもしれません。
同じく、Y!mobileのプランMは、年会費無料のPayPayカード割を適用すれば月額2948円になり、LINEMOより安くなります。5分かけ放題はないものの、「データが繰り越される」「海外でもデータ通信ができる(2026年秋以降予定)」「LYPプレミアムが無料」などを考えるとY!mobileでもいいでしょう。
安さを重視する場合は、IIJmio、mineoや、データ使い放題/国内通話無料の楽天モバイルには及びませんが、UQ mobileやY!mobileは全国どこでも、かつ、昼や夕方の混雑時でも快適に通信できるのがメリットです。
今回の2つの割引はいずれも「固定回線とのセット割がなくても1年間は安く使える」というものですが、お得度は固定回線とのセット割が上回ります。固定回線とのセット割が適用できる場合、UQ mobileのトクトクプラン2ならカード割の併用で月30GBが月額2728円、Y!mobileのプランMもPayPayカードなら月額2398円、PayPayカード ゴールドなら月額1958円とさらに安いです。固定回線を契約する場合は必ずセット割を適用させましょう。
今回の割引で固定回線なしでもお得に使えるようになった一方、個人的には、料金プランがさらに複雑になったのが不満です。コミコミプランバリューはまだしも、Y!mobileのシンプル3は「容量(S/M/L)」「支払カードの有無と種類」「固定回線の有無」に加え、「1年間/2年目以降」で料金が異なるようになりました。一見しただけでは、料金体系の全体像を把握するのが難しいレベルです。
最近は1枚の表で料金を表すことが難しくなったためか、Y!mobileの公式サイトでは条件を選択しないと料金が表示されないようになってしまいました。通信料金のみで利益を出すことが難しくなった現在、固定回線やクレジットカードなどでユーザーを囲い込むのは仕方ないとは思いつつも、この複雑さは何とかしてほしいのが本音です。
とはいえ、値上げで手を出しにくかったコミコミプランバリューも、固定回線がないと高かったシンプル3も、今回の割引で1年間はお得に使えるようになりました。2年目からは割引がなくなる(UQ mobileはゴールドカード保有で継続)ものの、今から1年後に各社の料金がどう変わっているかは見えてきません。2年目以降のことはあまり気にせず、「まずは1年お得に使って、それ以降のことは後で考える」のがいいでしょう。
シムラボ
「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。
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