Apple、「iOS 26.6」「iPadOS 26.6」配信 計87件の脆弱性を修正

» 2026年07月28日 15時31分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Appleは7月27日(現地時間)、「iOS 26.6」と「iPadOS 26.6」をリリースした。リリースノートでは「バグ修正、セキュリティアップデート、およびiOS 27に備えたSpotlightの索引の最適化が含まれています」とのみ説明しており、大型の新機能追加はない。

 ios 1

 同日公開されたセキュリティコンテンツのページによると、修正された脆弱(ぜいじゃく)性はCVE-ID換算で87件に上る。このうち、特に危険度が高い、悪用された場合に任意のコードを実行される恐れがあるものは7件だ。内訳は、ファイル処理に関わるAppleDouble、画像処理のImageIO、3Dシーン処理のSceneKit、動画エンコード関連のAVEVideoEncoderの4つで、AVEVideoEncoderの1件はカーネル権限でのコード実行につながる可能性がある。

 この他、アプリがroot権限を取得できる恐れのあるMediaRemoteの脆弱性、システムの異常終了やカーネルメモリの破壊を招く恐れのあるKernel関連、Safariのクラッシュや情報漏えいにつながるWebKit関連などが修正された。今回は、「既に悪用が確認されている」とAppleが記載する脆弱性は含まれていない。

 なお、修正されたWebKitの脆弱性(CVE-2026-64757)の発見者クレジットには、米Anthropicのミラド・ナスル氏とニコラス・カルリーニ氏の名前が「with Claude」として記載されている。

 ios 2 脆弱性の発見者クレジット「with Claude, Anthropic」

 更新対象は、iOS 26.6がiPhone 11以降。iPadOS 26.6はiPad Pro 12.9型(第3世代)以降、iPad Pro 11型(第1世代)以降、iPad Air(第3世代)以降、iPad(第8世代)以降、iPad mini(第5世代)以降となる。アップデートは[設定]→[一般]→[ソフトウェアアップデート]から適用できる。

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