シャープ「AQUOS wish6」発表、5万円前後のSIMフリー版 防犯アラートやAI活用の電話機能を搭載

» 2026年09月09日 10時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 シャープは、スマートフォン「AQUOS wish6」(形名「SH-M36」)のオープンマーケット向けSIMフリーモデルを発表した。9月17日以降に順次発売する。市場想定価格は5万円前後だ。8月5日に発表済みで、日本と台湾で9月中旬以降に販売を順次開始することを案内していた。カラーはソラ、キヌ、スミの3色を用意する。

AQUOSwish6 シャープが日本市場向けに投入したエントリーモデル「AQUOS wish6」。左からソラ、キヌ、スミ

 薄さと曲げに対する強度を両立した構造を採用し、5000mAhの大容量バッテリーや防塵(じん)・防水、耐衝撃性能を備えている。さらに、最新の人工知能(AI)を活用した迷惑電話対策機能や、緊急時に役立つ防犯アラートなどを搭載し、日常生活での利便性と安全性の向上を図っている。

 利用者の安全を守るため、多彩な安心機能を備えている。防犯アラートは、利用者が本体を振るだけで大音量の警告音を発する。同時に、あらかじめ登録した連絡先へ自動で電話を発信し、位置情報をSMSで送信する。また、AIが通話内容を解析し、不審な電話の可能性がある場合に利用者へ注意を促す。さらに、海外からの着信や海外への発信を制限する機能をAQUOS wishシリーズとして初めて採用した。

 AIを活用した通話支援機能として「電話アシスタント」も搭載している。利用者が電話に出られないとき、AIが伝言内容を自動で文字に起こして画面に表示する。

AQUOSwish6 AIを活用した「電話アシスタント」のイメージ。利用者が電話に出られないとき、AIが伝言内容を自動で文字に起こして画面に表示する。

 ディスプレイは約6.6型のHD+(720x1612ピクセル)液晶ディスプレイを採用した。最大輝度は「AQUOS wish5」に比べて約2倍の約1000ニトに向上し、屋外でも画面が見やすい。「なめらかハイスピード表示」を有効にすれば、120Hzの高速駆動により動きの速い映像を滑らかに表示できる。

 本体には、金属部材を組み込んだ3ピース構造を採用した。薄型化しながら、曲げ荷重に対する強度はAQUOS wish5に比べて約20%向上している。防塵(じん)・防水、耐衝撃性能に加え、耐コンクリート落下性能を備えている。泡タイプのハンドソープによる洗浄や、エタノール70%のアルコール除菌シートでの拭き取りにも対応しているため、端末を清潔に保てる。

 カメラ機能も実用性を重視している。背面のアウトカメラには、有効画素数約5010万画素のCMOSイメージセンサーと、F1.8、焦点距離25mm(35mm換算)の広角レンズを採用した。一方、前面のインカメラは、有効画素数約800万画素、F2.0、焦点距離26mmの仕様を持つ。

 アウトカメラには、書類撮影時などに便利な補正機能を備えている。撮影時に画面内に映り込んだ影などを自動で取り除く「影除去」や、斜めから撮影した画像のゆがみを整える「台形補正」を自動で実行する。これにより、紙の書類やメニュー、掲示物などを、見やすく鮮明に記録できる。

 音響面では、本体に3.5mmイヤフォンジャックを搭載している。利用者は有線イヤフォンを直接接続して、遅延のない安定した音色を楽しめる。

 プロセッサには「MediaTek Dimensity 6300」を採用し、メインメモリは4GB、ストレージは128GBだ。仮想メモリにより最大4GBまで拡張でき、最大2TBのmicroSDに対応する。通信はDSDVに対応し、nanoSIMとeSIMを併用できる。また、NTTドコモの「おサイフケータイ」やNFC、指紋認証、マスク対応の顔認証を搭載した。OSは「Android 16」で、最大2回のOSアップデートと4年間のセキュリティアップデートをサポートする。

 デザインは「miyake design」が監修した。適度な丸みのフォルムに加え、背面には滑りにくく指紋が目立ちにくいシボ加工を施している。また、視認性の高い「たづがね角ゴシック Info」などのフォントを選択できる。さらに、大きなアイコンの「かんたんモード」や、アプリ制限ができる「ジュニアモード」を備えている。画面をカスタマイズできる「ホーム・デコ」や「ロックフォトシャッフル」にも対応し、本体サイズは、約76(幅)×165(高さ)×8.3(奥行き)mmで、重量は約189gだ。

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