インターネットイニシアティブ(IIJ)は11月4日、メールマガジンなどの配信に利用するアララのメール配信サービスが第三者による不正アクセスを受けたと発表した。IIJmioを利用する環境から契約者のメールアドレスなどの情報が外部へ持ち出されたことを確認した。
IIJは、流出が確認されたアドレスの一覧や属性情報の詳細についてアララへ確認を進めている。クレジットカード情報は委託先に連携していないため、流出の対象外となる。
流出の対象件数は、解約済みを含む「IIJmio」の契約者メールアドレス98万3458件に達する。「JALモバイル powered by IIJmio」や「BIC SIM powered by IIJ」の契約者も含まれる。アララによると、10月28日から10月30日にかけ、送信元アドレス「news@arara.com」から「利用内容確認のご依頼」「ご利用明細確認のご依頼」など件名でメールが配信された。本文中のURLにはアクセスせず削除するよう求めている。
なお、今回の不正アクセス対策としてIIJmioからのメール受信設定を変更する必要はない。「support@iijmio.jp」などの正規アドレスを受信拒否に設定しないよう求めている。特に「家族割引」の利用ユーザーは案内メールの受信設定が適用条件であるため、受信設定を解除すると割引設定自体も解除されてしまう。メールアドレスを変更する場合は、受信設定を維持したまま登録アドレスのみを変更する必要がある。
情報漏えいの「おわびメール」が毎日届いてうんざり……漏れた情報別に“最低限やること”をまとめた
個人情報の流出にユーザーはどう備える? 乗っ取りやクレカ不正利用を防ぐ「3段階」の対策ガイド
サイバー攻撃の漏えい情報件数、10月だけで2025年の約3.7倍に急増 MM総研調べ
PayPay、セキュリティ対策は「万全を期すべく総点検している最中」と中山社長
KDDIのメールシステム不正アクセス、約1223万件のアドレス/約762万のパスワードが漏えい パスワード強制変更へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.