米Yahoo!は7月1日(現地時間)、Android端末向けの「Yahoo! Mail」「Yahoo! Messenger」「Yahoo! Search Widget」を米GoogleのAndroid Marketで公開したと発表した。また、米Apple製iPhone向けのHTML5対応モバイルサイトも開設した。
MailとMessengerは、Yahoo!による初のAndroidアプリとなる。対応するのはAndroid 2.0以上。日本を含む各国で提供する。日本で提供しているアプリは英語版だが、日本語入力、日本語での検索が可能だ。メールとメッセンジャーは独立したアプリになっている。新着メッセージの告知機能や絵文字対応、あて先をYahoo!の連絡先と端末のアドレス帳の両方から選べたり、端末で撮影した写真をそのまま添付できるなど共通の機能があり、両アプリ間をトグルで切り替えられる。
Search Widgetは米国でのみの提供。インストールすると端末のホームページにYahoo!の検索枠が表示され、キーボードおよび音声での検索が可能だ。いずれの方法で検索してもインクリメンタルに検索候補が表示される。
米AppleのiPhoneおよびiPod touch向けに最適化したWebアプリ版のYahoo! Mailは、200カ国の28カ国語に対応する。将来的にはほかのWebKitベースのWebブラウザにも対応する計画という。日本からアクセスしたところ、アクセスはできたが英語版だった。同Webアプリでは、キャッシングによるメールのオフライン閲覧、フォルダの作成、メールの検索、添付ファイルの閲覧などが可能だ。iPhoneまたはiPod touchから「m.yahoo.com/mail」にアクセスしてログインすることで利用できる。なお、Yahoo! MessengerとYahoo! SearchのiPhoneアプリ版は既にリリースされている。
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