ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

Microsoft共同創設者、AppleやGoogleなど特許侵害で提訴

» 2010年08月30日 07時00分 公開
[ITmedia]

 Microsoft創設者の1人、ポール・アレン氏が、AppleやGoogleなど検索企業と電子商取引企業11社を特許侵害で訴えた。

 訴訟を起こしたのはアレン氏の企業Interval Licensing。米ワシントン州西地区連邦地裁に8月27日に訴状を提出した。被告にはAOL、Apple、eBay、Facebook、Google、Netflix、Office Depot、OfficeMax、Staples、Yahoo!、YouTubeが挙げられている。

 Intervalは、同社が保有するWebの基本技術の特許4件を被告企業が侵害していると主張している。これらの技術は1990年代に開発されたもので、マルチメディア閲覧、ユーザーが関心を持つアイテムの通知などに関するもの。同社は損害賠償(金額は不明)と侵害の差し止めを求めている。

 アレン氏は1975年にビル・ゲイツ氏らとともにMicrosoftを創設した人物。現在は同社を離れ、投資会社などを経営している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.