米Yahoo!が1月25日(現地時間)に発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高が前年同期比12%減の15億2500万ドル、純利益は104%増の3億1200万ドル(1株当たり24セント)だった。売上高の減少は、主に米Microsoftとの検索契約に関連する移行コストや収益分配と子会社売却の影響によるものという。営業利益は85%増の2億2000万ドル、粗利益率は7%から14%に上昇した。1株利益はThomson Reutersがまとめたアナリスト予測(1株当たり純利益が22セント)を上回った。
トラフィック獲得コスト(TAC)を除く売上高は4%減の12億500万ドルだった。
検索広告の売上高が27%減の6億4000万ドルだった一方、ディスプレイ広告が好調で前年同期比14%増の6億5300万ドルだった。アフィリエイトサイトの広告収入は6%増の5億5700万ドルとなった。
2010年通年では、売上高が2%減の632億4700万ドル、純利益は106%増の12億4500万ドル(1株当たり90セント)だった。
今後の見通しについては、TACを除いた第1四半期の売上高を10億2000〜10億8000万ドル、営業利益を1億3000〜1億6000万ドルとしている。
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