米Googleは6月25日(現地時間)、モバイルでMicrosoft Office文書を編集するためのアプリ「Quickoffice」の提供を終了すると発表した。GoogleのアプリストアGoogle Playおよび米AppleのアプリストアApp Storeから向こう数週間中に消える。
現行ユーザーは引き続きアプリを利用できるが、今後アップデートはなくなる。
Googleは年次開発者会議「Google I/O 2014」の基調講演で、QucikofficeをGoogle Docsに統合したことにより、Microsoft OfficeのファイルをGoogle Docsでそのまま編集してOfficeファイルとして保存できるようにしたことを発表している。
Googleは2012年6月にQuickofficeを買収。買収段階では有料アプリだったが、同年12月には有料版Google Appsユーザー向けに無料にし、2013年9月には全ユーザー向けに無料にした。さらに2014年5月にiOSおよびAndroid版の「Googleドキュメント」と「Googleスプレッドシート」アプリをそれぞれのアプリストアで公開し、Google I/Oで「Googleスライド」のリリースも発表された。
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