とまあ、ここまで読んで「山崎はもしかしたら乗り換えを考えているのか」という疑念(?)をお持ちの方もいるかもしれませんが、現状、その気はまったくありません。最短でも、補助金の保有期間が終了する1年半先、状況によってはそれ以後も乗り続ける気持ちでいます。
本連載の初回「iPhoneにタイヤをつけたような『Tesla Model 3』を買ってしまった “人生最後のクルマ”になぜ選んだか」で「最後(になるかもしれない)のクルマ選びを楽しむ」と記したように、現状のModel 3を8年、10年と乗り続け、免許返納に至る、などということもあり得ます。
OSが「漢字Talk」と呼ばれていた1980年代後半からのMacintoshユーザーとしては、ドライバー人生を終了するときのクルマはアップルカーがいいな、と考えていましたが、残念ながら開発を中止したとの報道がありました。
ならば、「走るiPhone」の異名をとるTeslaが「終のクルマ」となるのもすてきなことではありませんか。というわけで、ITmedia NEWSの編集部が許す限り本連載は続き、2021年製Model 3のアップデートによる進化(一部退化?)とクルマとしてのハードウェアが劣化する様子をお伝えする所存です。
著者プロフィール
音楽制作業の傍らライターとしても活動。クラシックジャンルを中心に、多数のアルバム制作に携わる。Pure Sound Dogレコード主宰。ライターとしては、講談社、KADOKAWA、ソフトバンククリエイティブなどから多数の著書を上梓している。また、鍵盤楽器アプリ「Super Manetron」「Pocket Organ C3B3」「Alina String Ensemble」などの開発者。音楽趣味はプログレ。Twitter ID: @yamasakiTesla
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