S9より小型、軽量になった、仕事に使えるモバイルPC――dynabook SS SX(2/3 ページ)

» 2004年01月07日 13時13分 公開
[大出裕之,ITmedia]

 S9と大きく変わったのが外観の形状とポート類だ。上面はスプーンカットと呼ばれる折り目が施されている。モバイルノートPCではよくこの方法で液晶裏面の強度を高めるのだが、東芝によると、「1本で、予定強度を達成した」とのことだ。

 ただしこのSXだが、上面を押すとかなりへこむ。これは、へこむことで満員電車の中で押されたりした際に、液晶パネルにかかる圧力を分散させるのだそうだ。これまでのSSシリーズよりも、さらに圧力を低減させているとのこと。

 この点については気になる人も多いかもしれないが、免震構造ビル同様に、形状変化しないように設計するのではなく、わざと動くようにして力を分散させているようなもの、と考えればよい。

SXの上面を押すとかなりへこむが、これにより満員電車の中で押されたりなどした際に液晶パネルにかかる圧力を分散させている

カスタマイズできる電源スイッチ

 前面は、電源スイッチと電源ロックスイッチ、マイク入力とイヤホンジャック、そしてボリュームが配置されている。SXにおけるポイントの一つが、この電源ロックスイッチとBIOS画面あるいはユーティリティーで設定できる、電源スイッチの設定だ。

 電源ロックスイッチは、ハードウェア的に電源スイッチを押せないようにするものだ。カバンの中などでの誤動作を防ぐのに役だつ。

全面に配置されたスイッチ類

 SXでは、電源スイッチに対して、ディスプレイを開け閉めする際にどのような動作にするのかカスタマイズできるようになっている。用意されている動作モードは、

  • ディスプレイを閉じていても、スイッチを押すと電源が入る状態
  • ディスプレイを閉じていると、スイッチを押しても電源が入らない状態
  • ディスプレイを閉じていてAC電源が接続されていない場合に電源が入らない状態

という3種類となっている。

 この3つ目のモードには少々説明が必要となる。これは東芝によれば、縦置きの状態で外部ディスプレイと外付けキーボードをつなぎ、デスクトップPC形態として使うために設定されたモード、とのことだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月05日 更新
  1. Windows 11は8GBメモリでも快適に使えるようになる? 品質向上への取り組みと「26H2」に向けた中間報告 (2026年08月03日)
  2. テプラ、PC接続にも対応したラベルプリンタ「テプラ PRO」新モデル (2026年08月03日)
  3. PC市場の逆風下でMicrosoftが仕掛ける“サプライズ”とは? 2026年後半のSurface新製品を予想する (2026年08月04日)
  4. 新GPU「Radeon RX 9050」が登場するもアキバの反応は静か――2026年8月最新パーツ事情 (2026年08月03日)
  5. 「人主導」から「自律実行」へ――進化する「Microsoft 365 Copilot」の新機能とエージェントAIの現在地 (2026年08月04日)
  6. 10万円台で手に入る、理想の座り心地 電動サポート&ストレッチ機能が魅力のエルゴノミクスチェア「LiberNovo Omni Gen」を試す (2026年08月04日)
  7. AIデータセンターの“真の実力”を左右する「CPU」 その復権の背景にあるものとは? (2026年08月03日)
  8. 「全グレードで2〜3割増し」の衝撃 グラフィックスカードの値上がりラッシュでアキバの購入制限が深刻化 (2026年08月01日)
  9. ノジマの「VAIO Shop in Shop」でカスタマイズVAIOを購入可能に 店頭でデザインや質感を確認しながら購入可能 (2026年08月03日)
  10. リコーPFUコンピューティング、Coreプロセッサの搭載に対応した産業向けATX/microATXマザーボード (2026年08月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー