リコーが作る1.5万円デジカメの実力は?――「Caplio RR211」(1/2 ページ)

» 2004年01月30日 20時34分 公開
[西坂真人,ITmedia]

 リコーが昨年12月に発売した低価格なコンパクトデジタルカメラ「Caplio RR211」。当初の実売予想価格は2万円前後だったが、年明けの現在では1万5000円前後で推移。200万画素クラスのデジカメ最新機種では最安値クラスとなっている。カメラメーカーが作った1.5万円デジカメの実力を、レビューで探ってみた。

mn_rr1.jpg 実売1.5万円の低価格コンパクトデジカメ「Caplio RR211」

 低価格デジカメでは、イオンが発売した“イチヨンパ”の「DZ-338」(1万4800円)などが昨年話題となったが、その性能や画質はお世辞にも満足いくものとは言えなかった。今回の新製品は、コンパクト機では定評のある“カメラメーカー”リコーのデジカメブランド「Caplio」シリーズの名を冠しているだけに、低価格とはいえ画質には期待したいところだ。

 ボディの大きさは82(幅)×30.5(奥行き)×60(高さ)ミリで、重さは約110グラム(本体のみ)と非常にコンパクトサイズに仕上がっている。金属製プレートをサイドやレンズ周辺に配したつや消しグレー色の本体は、1.5万円のデジカメにはとても見えない。このあたりの作りこみは、カメラメーカーならではだろう。

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 小型サイズながらも光学ビューファインダーを装備しており、液晶ディスプレイを使わない省電力撮影も可能だ。背面のボタン類は、POWER/MODE/MENUの3つと十字キー(ボタン兼用)だけとシンプルなもの。ディスプレイは1.5インチのTFT液晶を搭載しており、画像の視認性は良い。

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 記録媒体はSDメモリーカードを使用するほか、本体内に8Mバイトの内蔵メモリを備えている。電源は単3電池を2本使用。バッテリー/SDメモリーカードスロット部のカバーもしっかり作られており、イオン“イチヨンパ”デジカメに見られた耐久性の不安も感じられなかった。

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 撮像素子はCCDと比べてコスト面で有利なCMOSを採用。サイズは1/2インチで、解像度は有効192万画素となる。レンズは単焦点のパンフォーカスで、開放絞り値はF2.8と比較的明るい部類。一般的に単焦点デジカメの焦点距離は35〜40ミリ相当が多いが、RR211は35ミリ換算で49ミリとやや望遠寄りの画角なのが残念なところだ。

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 ユニークなのは、マクロ切り替え機構。レンズそのものを回転するという、最近では珍しい方式を採用している。レンズシステムの簡素化を狙ったものだろうが、ボタンで切り替えるよりもこのほうが直感的で分かりやすい。マクロ切り替え時には液晶画面に花のマークが表示されるので、モード切り替えの間違いも少ない。

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