なぜ元Appleエンジニアは熱意を失い起業したのか? スマートグラス「Even G2」イベントで語られた、次世代機「G3」へのロードマップ(1/4 ページ)

» 2026年07月27日 12時30分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]

 2026年は「スマートグラス元年」といえるだろう。ビッグテック各社が本格参入を図るほど市場が活気を見せる中、その最前線を走る企業の1つが、Even Realitiesだ。同社は2023年9月、元Appleのエンジニアによって設立された香港のスマートグラスメーカーである。

 7月17日、同社初となるユーザー/開発者向けイベント「EVEN DAY Japan 2026 supported by JUN GINZA」が都内で開催された。共催のJUN GINZAは、Even Realitiesの国内正式パートナーを務めている。

 当初は70人規模を想定していたイベントだったというが、予想を大幅に上回る参加希望者が殺到し、急きょ会場が変更されるほど盛況となった。Even RealitiesのCEOであるウィル・ワン氏をはじめ、開発者やユーザー、パートナーら300人以上が集結したイベントの模様をお届けする。

「EVEN DAY Japan 2026」 「EVEN DAY Japan 2026 supported by JUN GINZA」

スマートグラスを「次のiPhone」へ

 イベントは、JUN GINZA 代表取締役社長 米森研氏のあいさつで幕を開けた。自店舗に持ち込まれた「Even G1」の取り扱いを希望し、Even Realitiesのサポートへ連絡した翌月、ワン氏本人が来店。これがきっかけとなり、米森氏の同社に対する思いは一気に深まったという。

JUN GINZA 米森研さん JUN GINZA 代表取締役社長 米森研氏

 「生活をよりよくする、今まで以上の高みへの挑戦をサポートするようなアイウェアを作りたいという熱い思いを直接聞けたこと、また外国語習得への苦手意識を持っている日本人にこそこのようなテクノロジーが必要だと感じ強く感動したのを覚えている」(米森氏)

 続いて登壇したワン氏は、「Build Even Together」をテーマに、スマートグラスが秘める可能性について熱弁を振るった。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. Anthropicが常時稼働するエージェント「Claude Duet」を発表/AMDとIntelが協業 PyTorchのx86 CPU最適化を「oneDNN」に一本化 (2026年10月25日)
  2. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  3. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  4. 定格1650Wの7.5万円電源&Noctuaファン採用の異常検知アダプターが登場! (2026年10月24日)
  5. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  6. エイサー、Ryzen 3/5を搭載したコンパクトデスクトップPC Amazon専売モデルも用意 (2026年10月23日)
  7. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  8. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  9. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  10. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー