ワイヤレスキーボードとマウスでシンプルにTV機能を楽しめるデスクトップ――ソニー PCV-V11/W(1/2 ページ)

» 2004年03月15日 19時03分 公開
[小林哲雄,ITmedia]

 今回紹介する「バイオV」シリーズは、バイオWやバイオPシリーズのようにキーボードが本体と一体になっているわけではなく、片付けると液晶テレビのように使えるPCだ。

 バイオVシリーズにはホワイトとブラックの2色が用意されており、Office Personal 2003がプリインストールされる「PCV-V11B/W」(ホワイト)「PCV-V11B/B」(ブラック)のほか、Officeを含まない「PCV-V11/W」(ホワイト)、スペックがカスタマイズできるソニースタイルモデルの「PCV-V11C/W」(ホワイト)「PCV-V11C/B」(ブラック)がある。今回評価したのはPCV-V11/Wだ。

評価したPCV-V11/W

 主なハードウェア構成を見ていこう。CPUにはCeleron/2.30GHzを採用し、メモリは256Mバイト(PC2700/空スロット1)が搭載されている。チップセットには、グラフィック機能内蔵のSiS651を使用している。

PC2700のDDR SDRAMが256Mバイト搭載されている。メモリ空きスロットは1スロット

 HDDは120Gバイト(7200rpm)で、Dドライブに95Gバイトを割り当てており、TV録画は主にここを使う想定になっているようだ。録画時間は標準で約51時間とまずまずだ。

 ちなみに去年秋のモデル(PCV-V10/W)と比較すると、CPUが2.2GHzから2.3GHz、HDDが80Gバイトから120Gバイトへとパワーアップされ、コストパフォーマンスが向上しているほか、ソフトウェアのバージョンアップも行われている。

 液晶はクリアブラック液晶で、人気の高いつやのある画面ながら、多層ARコートを施して反射の少ない見やすい画面を実現している。液晶リム部分はアルミ素材を使っており、すっきりした印象がある。角度調整は、上下は約25度の調整が可能で、左右は自由に回すことができる。

クリアブラック液晶を採用した液晶パネル。キーボードを設置しないとTVのようだ

 光学ドライブは松下電機産業のDVD Multiドライブ「UJ-810」を採用しており、DVD-R/RW書き込み速度は等倍速、CD-R書き込み速度は16倍速となっている。パネル右側には光学ドライブのほか、PCカードスロット(Type II。CardBus対応)とメモリースティックスロット(PRO対応)が用意されている。

パネル右側には光学ドライブのほか、PCカードスロット(Type II。CardBus対応)とメモリースティックスロット(PRO対応)が用意されている

 左はアンテナ、ビデオ入力(コンポジットとS入力)、サウンド、モデム、LAN、IEEE1394とUSB2.0×2が用意されている。また、コードレスキーボードとマウス(前方約80センチまで作動)のコネクトボタンが用意されており、接続不調の際に用いる。

左はアンテナ、ビデオ入力(コンポジットとS入力)、サウンド、モデム、LAN、IEEE1394とUSB2.0×2の端子類と、コードレスキーボードとマウスのコネクトボタンが用意されている

 バイオVシリーズは、オールインワンで内部拡張性が低いのだが、USB端子を横だけでなく背面にも用意しているため、外部HDD等を取り付けてもケーブルが目障りにならないのはうれしい。ただし欲を言えば、常時取り付けたままになるアンテナ端子も本体背面にしてほしかった。

 オールインワンマシンゆえにセットアップはキーボード、マウス、リモコンに電池を入れて、本体にコンセントを取り付けるだけと簡単だ。

 キーボードはノートPCのようなショートストロークの薄型で、折りたたみ式のパームレストが付属しており、使用しないときはキーボードの上にかぶせて誤入力を防ぐことができる。

キーボードはノートPCのようなショートストロークの薄型だ
パームレストは折りたたむとキーボードカバーになる

 マウスは光学式で無線のためか他のシリーズに添付されるものよりもやや大振りだが、大人の手ならばスッポリと収まり、操作性はよい。どちらも単三電池2本を使うが、システムトレーのアイコンをクリックすると電池残量がわかるようになっている。

付属するマウス
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