sambaなビートの「gigabeat G21」:レビュー(1/3 ページ)

» 2004年04月07日 04時50分 公開
[浅井研二,ITmedia]
photo gigabeat G21

 昨年10月に発売された東芝のデジタルオーディオプレーヤー「gigabeat G20」は、幅76.5×高さ12.7×奥行89.5ミリ、質量約138グラムのコンパクトボディに20Gバイトのハードディスクを内蔵し、「iPod」のライバルとして大いに注目を集めた。そして今回、G20にネットワーク対応機能を追加し、そのほかさまざまな改良を加えた「gigabeat G21」が登場する(4月9日発売予定)。

 コンパクトMDプレーヤーのようにも見えるスマートな本体デザイン、MP3、WMA、WAVのオーディオフォーマット対応、USB2.0での接続、内蔵バッテリーによる約11時間の連続再生など、基本的な部分では変わりないが、前述のとおりネットワーク機能追加がなされ、本体カラーもG20のホワイティッシュシルバー(限定モデル:サファイアブルー)から、コスモブラックへと変更された。これにより本体は精悍で締まったイメージになった(Web限定カラーでミストグレーメタリックもあり)。

 また、製品にはネックストラップが同梱され、これが実はリモコン機能を内蔵している。ストラップの下端ユニットには、本体へのヘッドフォンジャックへ接続する短いケーブルと、再生/一時停止ボタンが配置。そして、上端にはヘッドフォンを接続するジャックがある。つまり、単なる布製の帯に見えるストラップ部の中を音声ケーブルが通っているわけだ。しかも、ストラップには「+」「−」のほか、4つの模様が印刷され、音量の「上/下」と「前/後」の曲スキップ(押し続けで早戻し/早送りも可)に対応する。「こんな部分にすげえ技術が!」と、最初に知ったときは笑ってしまったが、実は巧妙にデザインされた結果であり、十分に実用的だ。もちろん、通常のワイヤードリモコンも付属するので、状況に応じて使い分けられる。

photo ストラップを使用する場合はこのような接続形態となる。手前の音量の「+/−」に加え、「前/後」への曲スキップを示すマークも

 本体は非常にコンパクトながら、音楽プレーヤーとしての使い勝手はそれなりによく、もちろん再生音質も優れている。ただ、難を挙げるなら、画面が狭いので保管データが多くなると、アーチスト名やアルバムによる階層構造をブラウズして、目的のファイルを呼び出すのには、かなり苦労する。ジョグシャトルを含むボタン類も、依然としてスムーズに操作できるとはいいがたい。

 また、個人的に残念なのは、曲間の途切れがあること(ほんの一瞬ではあるものの)。もちろん、これはiPodを含むほかの多くのデジタル音楽プレーヤーでも見られる問題ではあるが、普段使用している「Rio KARMA」がまったく途切れなしに再生可能なだけに、聴いていてやはり気になった。

photo 画面は160×86ドットのバックライト付き液晶。バックライトのオン時、オフ時のそれぞれに対して、ネガ表示、ポジ表示の設定ができる

LANアダプタ用USB端子は1.1のみ

 今回、充電スタンドの後部にはUSB端子(Aポート)が左右各1基、計2基用意されており、ここへUSBタイプの有線あるいは無線LANアダプタを接続することで、ネットワーク接続によるデータ転送が可能となった。対応機種は現在のところ下記のとおり。

  • バッファロー:WLI-USB-KB11(無線)、LUA2-TX(有線)
  • アイ・オー・データ機器:WN-B11/USBSL(無線)、USB-ET/TX-S(有線)

 最近ではバッファロー「LUA-U2-KTX」など、USB2.0対応の有線LANアダプタもあるのだが、それは見当たらない。それもそのはず、充電スタンドに装備されたUSB端子は1.1のみで、2.0には対応していない。

photo バッファロー製USB無線LANアダプタを装着した充電スタンドに本体をセット。USBポートは左右両方に用意されている

Samba Serverで共有ボリュームに

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月03日 更新
  1. 米Microsoftはなぜ最大6万人に早期退職を打診するのか? 決算資料から読み解く巨額AI投資の“台所事情” (2026年11月02日)
  2. “左手デバイス”にもなる、エレコムのキー&ダイヤル付き8in1ドッキングステーションを試す 便利だが惜しい点も (2026年11月02日)
  3. Googleが最先端モデル「Gemini 4 Carbon」を発表/OpenAIが新モデル「GPT-6.1 Terra」を発表 API料金は従来の半額 (2026年11月01日)
  4. そのときのアキバはどんな姿に?――MSIが2027年9月までのキャンペーンを実施 (2026年11月02日)
  5. サンワ、超小型筐体を採用した3ポート搭載スイッチングLANハブ (2026年11月02日)
  6. 音質重視のUSBマイクがトレンドに 個性派PCケースの先行展示も見逃せない週末アキバ (2026年10月31日)
  7. 14年前の“黒歴史”を経て生まれたNVIDIA「RTX Spark」は何を変える? 「AI PC」から「Agentic PC」へと昇華するローカルAIの道筋 (2026年10月30日)
  8. 月額無料のAI通訳イヤフォン「W4 Plus」を試す 翻訳精度をオンラインとオフラインで比較した (2026年11月03日)
  9. Amazonが新AIアシスタント「Alexa+」の日本語版をリリース 「Amazon プライム」会員なら追加料金なしで利用可能 (2026年10月29日)
  10. XREAL、表示スペック向上+装着感も改善したフラグシップARグラス「XREAL 1 Pro+」 (2026年11月02日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー