“出かけるときは忘れずに” 留守番をしてくれるネットワークカメラ――松下 BL-C10(2/2 ページ)

» 2004年04月08日 19時36分 公開
[今藤弘一,ITmedia]
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人感センサーを装備

 Bl-C10は、人がカメラの前を横切ったときに反応して撮影できる「人感センサー」を装備しているのが特徴だ。人や動物などから放射されている赤外線による温度変化を察知して、カメラの前を何かが動いた、と判別するわけだ。

 人感センサーにより撮影された画像はメールで確認できるほか、FTP転送も可能なので、自分でファイルサーバを利用している場合は、そちらに転送して画像をため込むこともできる。メール機能を利用する場合、携帯電話に画像を転送することはできないが、何か変化があったという知らせとしては使えるので便利だろう。

 静止画をメールやFTPサーバに転送するタイミングだが、センサーが感知したときでの動作は、「1秒間」「1分間」のそれぞれに1〜15枚の枚数を指定できるようになっている(通常の設定ではこれに「1時間」が加わる)。つまり「1分間」で「15枚」を設定すると、60÷15=4となり、4秒ごとに1枚の画像が転送される仕組みだ。

タイマー設定画面。どれくらいの間隔で画像を保存/転送するのかを設定できる

 なお、人感センサーの上にあるボタンを押すと、レンズが自動的に隠れる「かくれンズ」という機能が有効になる。画像を公開したくないときにはこのボタンを押せばよいわけだ。設定画面からもかくれンズ機能は指定できるので、隠し忘れたときにはインターネット経由で設定することも可能だ。

全面に設置されている白いボタンのようなものが「人感センサー」。その上にあるのが「かくれンズ」用ボタン

インターネット経由での動画もスムーズ

 BL-C10で撮影した画像をインターネット経由で参照するためには、固定IPアドレスでの接続サービスを受けているか、フリーのDDNS(ダイナミックDNS)サービスを利用する必要がある。なお、BL-C10にはパナソニック・コミュニケーションズが提供している有料のDDNSサービス「みえますねっと」との連携機能もあるので、フリーのDDNSサービスの設定方法が分からない場合は、こちらを利用してもよいだろう。

パナソニック・コミュニケーションズが運営する「みえますねっと」との連係機能も用意されている

 DDNSの設定が終了したら、あとはルータの80番ポートを開いてカメラへのNAT設定を行い、DDNSでのドメイン名もしくはグローバルIPアドレス宛に、Webブラウザで接続すれば設定画面が表示され、画像を参照できる。

 なお、BL-C10へのアクセスには、ユーザーIDとパスワードが設定できる。設定画面への接続時にID/パスワード入力画面が表示されるので、第三者からのぞき見られることもない。無制限に公開するといった用途でなければ、必ずIDとパスワードは設定しておいたほうがよいだろう。

 BL-C10で撮影している動画をインターネット経由で参照してみた感想だが、筆者の環境(フレッツ・ADSLモア、実効速度は上り600kbps程度)では、320×240ピクセルの動画も十分に楽しむことができた。カメラ操作も、ブラウザをクリックした瞬間に反応してくれるので、ストレスを感じることはほとんどなかった。ただしこの解像度では、最大のファイルサイズが約16Kバイト(128Kbit)となるので、ISDNでの利用だとかなりきついかもしれない。

 BL-C10は設定も容易で、これまでネットワークカメラを利用していなかった初心者でも簡単に使えるカメラだ。インターネット経由で画像を参照するためには、DDNSやルータのなどの知識が多少必要になるが、メールで定期的に画像を受け取るのであれば、それほどハードルは高くないだろう。

 BL-C10を留守番として利用するだけでなく、小さい子供がいる人なら、仕事中にこっそり様子を見てみるといった活用法もよいかもしれない。実のところ、評価中に筆者がよく見ていた画像は、3歳の娘が家で遊んでいる場面だったりする。

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