付属ソフトは、全10種類と非常に充実している。CD/DVDライティングから、DVDビデオの作成やDVD-VRディスクの作成まで、CD/DVDに関するあらゆる用途に対応できる内容だ。これだけあれば、特殊な用途でもない限り、ソフトを追加購入しないですむはずだ。
ソフトの内訳だが、まずDVDビデオのオーサリングやビデオ編集関連のソフトして、ユーリードシステムズの「VideoStudio 7 SE」、「DVD MovieWriter Advance SE」、「DVD DiskRecorder SE」、「Ulead DVD Player」が付属する。DVD DiskRecorder SEでは、DVD-VR形式の書き込みに対応し、DVD-RAMやDVD-RWの編集やダイレクトレコーディングが可能だ。またDVD MovieWriter Advance SEは、AC-3のエンコード/デコードに対応するほか、「簡単ダビング機能」によりDVカメラの映像もDVDへ簡単にダビングできる。
次にデータラインティング関連では、ビーエイチエーの「B's Recorder GOLD BASIC Ver.7」、「B's CLiP5」と定番ソフトを用意。最後に、そのほかのソフトとして、「PhotoImpact 8 SE」、「COOL 3D 3.0 SE」(ユーリードシステムズ)、および「Photoshop Album 2.0 Mini」(アドビシステムズ)、「XVD encoder plus 機能制限版」(ビーエイチエー) が付属する。
DVDドライブの主流は間違いなくDVDスーパーマルチドライブに移っている。どのメディアも決定的に優位に立つわけではなく、用途に合わせて使い分けることができるのが人気の秘密だろう。メディアを選ぶ理由は互換性だったり、メディアコストだったりとさまざまだが、これはポータブル用途でも変わりはない。
DVRP-UT4は、ポータブルドライブでは最速のDVDスーパーマルチドライブだ。DVD-RAMとDVD-RW以外は4倍速書き込み/書き換えに対応し、速度に関する不満はほとんど解消されている。後発なだけに、ライバル製品と比べても大きなアドバンテージを持っている。さらに、付属ソフトが充実していることが本製品の魅力をいっそう引き立てている。
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