きょうは、MSIのRADEON X800 Proカード「RX800 Pro-TD256」を送還直前に急いで試してみた(2/2 ページ)

» 2004年05月13日 20時51分 公開
[長浜和也,ITmedia]
前のページへ 1|2       
3DMark03 GT1
3DMark03 GT2-4
3DMark2001SE(Build330)Score
3DMark2001SE(Build330)Game

 本来ならば、NVIDIAの最新GPU「GeForce 6800 Ultra」と比べるべきなのだが、時間的事情から、今回は現在ショップで入手できるビデオカードのハイエンドラインアップである「GeForce FX 5950」「RADEON 9800 XT」と比較した。GeForce 6800 Ultraとの比較記事も近日中に掲載する予定なので、「パフォーマンス命」ユーザーはそちらも期待していただきたい。

 3Dmark03では、いつものように1024×768ドットの低解像度と1600×1200ドットの高解像度のそれぞれで、アンチエイリアスフィルタと異方向フィルタリングの有無で負荷を変えた値を測定している。

 テストマシンのパワーが低いため「1万超え」のスコアとならなかったものの、それでもGeForce FX 5950に対してもっとも軽負荷時である「1024×768ドット、アンチエイリアスと異方向フィルタリングともに無効」で約50%アップ、RADEON 9800 XTに対しても44%アップとなった。ATIの「従来機種50%増し」の主張は正しいようだ。

 従来機種とのパフォーマンス差は負荷が重くなるほど顕著になり、最も重負荷状態である「1600×1200ドット、4Xアンチエイリアス、8X異方向フィルタリング」では、GeForce FX 5950の67%アップ、RADEON 9800 XTに対しては実に72%アップになっている。これはアーキテクチャの拡張による影響が多いと考えられる。

 GTテストを個別に見ていくと、システムがボトルネックになって頭打ちのGT1を除いて、いずれも突出したパフォーマンスを示しており、GT4ではその傾向がさらに強くなっているのが分かる。また、GT1を含めてすべてのテストで、負荷が増えたときのパフォーマンスの落ち込みが従来製品より少ない傾向が見られる。

 3DMark2001SEでも、その差は3DMark03で示されたほどではないものの、それでもRADEON X800 Proは圧倒的なパフォーマンスを示している。

 発表後に報道されたベンチマークテストの結果から、「最強のゲームビデオカード」として大いに期待されたGeForce 6800 Ultraは、「生産について、とくに大きな問題は発生していない」いうNVIDIAのコメントがあったものの、いまだ製品は店頭に現れず、ユーザーはその性能を堪能できない状態が続いている。

 対してRADEON X800 Proは、そのパフォーマンスもさることながら、ユーザーが実際に購入できることが、圧倒的なアドバンテージであると言ってもいいだろう。現有ビデオカードから、最もハイパフォーマンスのビデオカードを入手したいユーザーにとって、RADEON X800 Proは唯一の選択肢だ。

 多くのパーツベンダーがこのGPUを搭載した製品を投入するなか、有力パーツベンダーのMSIもRX800 Pro TD256で5月末に参入する。当然、自社マザーとの検証は行っているはず。自作PCユーザーにとってRX800 Proは有力な候補になるだろう。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月02日 更新
  1. 迷走の5年間を経て――MicrosoftがWindows 11の“不都合な真実”を認め、改善を宣言した背景 (2026年04月01日)
  2. “録画文化”は死ぬのか? 物理メディアの終わりが見えてきた今、TV番組保存の現実的な代替案を考える (2026年04月01日)
  3. 「EcoFlowか、それ以外か」――日本法人7周年、圧倒的シェア獲得へ向けた「4つの柱」と2026年のロードマップ (2026年04月01日)
  4. オーソリニア配列キーボード「Keychron Q15 Max」を試す 美しいグリッド配列は人を選ぶ? (2026年03月31日)
  5. ケンジントンの「 SlimBlade Pro トラックボール」がセールで約1万円に (2026年03月31日)
  6. 会社名は「BRAVIA(ブラビア)」に ソニーとTCLが法的拘束力のある「戦略的提携」契約を締結 (2026年03月31日)
  7. 滑らかなキータッチと静音性を両立した「LOFREE Flow Lite 84」が15%オフの1万4960円に (2026年03月31日)
  8. スマートディスプレイ「Echo Show 11」がセールで35%オフの2万5980円に (2026年03月31日)
  9. 停電や災害時にも安心な蓄電池「Jackery ポータブル電源 500 New ソーラーパネルセット」がセールで40%オフの5万6760円に (2026年03月31日)
  10. 「8cmの段差」も乗り越える! Dreameがロボット掃除機の新モデルを発表 2万円台からのエントリー機や乾湿両用スティック機も (2026年04月01日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年