MSIはマザーボードとグラフィックスカードの展示に加え、「MSI MEGA」や「MSI Player」などの、PCパーツ以外の展示にも力を入れていた。
2つのUltra ATA/133対応コネクタを実装したIntel 925Xマザーや、DDR2とDDRのメモリスロットを搭載したIntel 915Pマザーとともに注目されるのは、小型のムービープレイヤー「MEGA VIEW 561」だ。 片手サイズながら1.8インチの20GバイトHDDを搭載し、MPEG-4、DivX、WMV9フォーマットをサポート。サウンドもMP3やWMA、AACを再生できる。
また、ブースには先日NVIDIAから発表されたノートPC用グラフィックスコネクタ規格「MXM」(Mobile PCI Express Module)対応のグラフィックスカードが展示されていた。MSIスタッフによるとすでにノートPCベンダーに対する出荷を開始しているとのこと。
DFIブースで注目したいのは、Pentium M対応のIntel 855GME搭載マザー「G5M100-M」。
DFIのマザーは日本のコンシューマー市場でも流通しているので、思わず期待してしまうが、DFIのスタッフによると企業向け市場のみの流通になる。その理由として、価格を高く設定しなければならないためコンシューマー市場では受け入れられないだろう、とDFIでは説明している。
また、GeForce 6800シリーズの国内発表会でPROLINKの製品に取り付けられていた液晶モニタ付きクーラーユニットがDFIのブースで動作していた。表示されていたのは温度とファンの回転数。
マザーボードベンダーとしても知られているFICだが、最近はベアボーンやノートPCのベンダーとしても有名。そのFICで展示されていたのはなんともユニークな形のリビングPCだ。その形はまるでドラム缶のような円筒形。ただし、デザインはスマートにまとめられていている。採用しているフォームファクターはBTX。Socket 775にPCI Express対応マザーを組み込むことになっているが、コストを抑えるためメモリはDDRを採用。日本における販売はまだ未定だが、FICとしては9月の出荷を目指している。
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