レビュー
» 2004年06月10日 15時53分 公開

あらゆるメディアはこれひとつで――バッファロー LinkTheater PC-MP2000/DVD(1/3 ページ)

DVDプレーヤーの価格があまりにも下がりすぎたためか、最近ではDVDプレーヤーにさまざまな機能を付けた機器が増えてきた。もともとMPEGのデコーダー機能はあるわけだから、DVD-Videoだけでそれを使っていたらもったいないということもあるのだろう。ここで紹介する「PC-MP2000/DVD」もそんなひとつである。

[河野寿,ITmedia]

DVDプレーヤーの枠をはみ出しているメディアプレーヤー

 バッファローの「LinkTheater PC-MP2000/DVD」(以下、PC-MP2000/DVD)は、DVDプレーヤーにMPEG-2やMPEG4、MP3などのマルチメディアファイル再生機能をもたせた、いわゆるメディアプレーヤーだ。ネットワーク機能を搭載しているため、PCやネットワークHDD上にあるマルチメディアファイルを、ネットワーク越しに再生することも可能になる。これだけの機能が付いているわりに、価格が2万2050円(税込み)とリーズナブルなのが好ましい。

 ネットワーク機能については後述するとして、はじめに基本的な機能を見ていこう。

 PC-MP2000/DVDで再生できるのは、DVD-VIDEO、Video CD(VCD)、Super Video CD(SVCD)、オーディオCD(CD-DA)と、特定のメディアコンテンツだ。

 メディアコンテンツとは、MPEG-2やMP3などのマルチメディアファイル(音楽、静止画、動画)を指す。平たく言えば、DVD-RにMPEG-2のファイルを書き込んでおけば、この機械で再生できるということだ。

再生できるメディアコンテンツ
オーディオMP3、WMA、Ogg、WAV形式
静止画JPEG、GIF、TIF、BMP、PNG形式
動画MPEG4、RMP4、XviD(音声はMP3あるいはAC3)、MPEG-1、MPEG-2形式

 また、読みとり可能なメディアはDVD-ROMと音楽用CD、CD-ROMはもちろんのこと、記録型のDVD±R/RWやCD-R/RWに対応している。DVD-Rに大量のMP3ファイルを焼いておき、ジュークボックスのようにすることもできるわけだ。

シンプルな外観の「PC-MP2000/DVD」

 インタフェース類はシンプルだが、通常のコンポジット映像出力端子(いわゆるRCA端子)とS映像端子のほかに、コンポーネント映像出力端子(色差コンポーネント出力端子)や、デジタル音声出力端子(光および同軸)を備えている。コンポーネント出力はプログレッシブ出力(480p)対応で、音声は5.1chサラウンド、dtsにも対応しているので、いわゆるホームシアター用としても使える。

背面のインタフェース類。出力は1系統のみだが意外に充実

 本体のボタン類はDVDの再生や前スキップ・次スキップ、停止など最小限のものしか備えていないので、操作はほとんどリモコンで行うことになる。

操作はほとんどリモコンで行うことになる

 中に使われているデコーダチップはSIGMA DESIGNSの「EM8550」で、マルチメディアプレーヤーにはよく使われているおなじみのチップである。

定番ともいえるデコーダチップ、SIGMA DESIGNSの「EM8550」
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.