人柱になりたくてもなれない、PCI Express対応グラフィックスカードだけでは:週末アキバPick UP!

» 2004年06月12日 00時59分 公開
[柳谷智宣(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

PCI Express対応グラフィックスカード。ただし対応マザーの登場待ち

 今週、初のPCI Express対応グラフィックスカード、GIGABYTE「GV-NX57128D」が登場した。

GIGABYTE「GV-NX57128D」。二つのヒートシンク、部品の配置など、従来のGeForce FX搭載製品とは雰囲気が異なる

 「GV-NX57128D」はGeForce PCX 5750を搭載、コアクロックが425MHz、メモリクロック550MHzという性能を持つPCI Express対応グラフィックスカードだ。

 新規格のグラフィックスカードを待ち望んでいたユーザーには魅力的、価格も1万8000円台と手ごろな価格となっているのも、“普通なら”興味が沸くところだ。とはいえ、現在利用可能なマザーボードが販売されていないため、入手してもすぐには利用できない。

 あるショップでは「話題性先行で、とりあえず入荷した」という声も聞かれ、各ショップとも在庫は1〜2枚。現在はとりあえず覗いて納得して、そして立ち去るというユーザーを多く見かけたのも印象的だった。

製品GIGABYTE「GV-NX57128D」
入荷ショップ
クレバリー1号店 1万8654円
パソコンショップ・アーク 1万8480円


新型マザーが登場したら速攻で導入するために――BTX/E-ATX対応PCケース

 BTX、およびE-ATX規格対応のフルタワーケース、Cooler Master「CM Stacker(STC-T01-UW)」が登場した。

BTX対応タワーケース、Cooler Master「CM Stacker(STC-T01-UW)」

 BTX規格は、従来のATX規格とは拡張スロットの位置が逆、PCを前から見て右側に配置されるIntelが開発したマザーボード規格。新型マザーの規格が放熱性に重点が置かれているため、その対応ケースもそれが考慮されたつくりとなっている。

 フロントとリアには12センチファンを採用、上面にも排気用8センチファンが搭載され、フロントには別途3機までのファンを追加できる。

 内蔵ベイは5インチベイ×7、3.5インチベイ×4の合計11基。電源スペースは2箇所あり、電源を2台搭載したり、同社の水冷キット「AQUAGATE」などを組み込むことが可能となっている。なお電源ユニットは付属されない。

 本体サイズは227(幅)×536(高さ)×584(奥行き)ミリ。フロントUSBポートやサウンド出力コネクタが上部に搭載されている。

 もちろんATXにも対応するため、今のところはATXマザーを搭載し、将来に備えておくというのが賢い買い方だろう。なお店頭では「BTX対応!?」と疑問形になっているPOPが貼ってあったが、それは肝心のマザーが登場しておらず、確認できていないだけだという。もちろんCooler Masterは正式対応をうたっている。

製品Cooler Master「CM Stacker(STC-T01-UW)」
入荷ショップ
T・ZONE PC DIY SHOP 2万5200円


mPGA478 CPU用のクーラーをAthlon用マザーで使えるようになるキット――かなりの人気製品に

 Socket-754、同940マザーボードに、mPGA478用のCPUクーラーが取りつけられるリテンション・モジュール、Cooler Master「K8-RM-F1」が単体発売された。

価格も手ごろでかなりの人気製品となっている、Cooler Master「K8-RM-F1」

 製品自体は昨年末に登場したものだが、単体発売はされていなかった。Socket-754、同940マザーでも、CPUクーラーを、豊富なmPGA478用ラインアップから選べるようになるのが大きなメリットとなる。

 アキバ各ショップとも在庫は潤沢のようだが、順調な売れ行きを見せ、かなりの人気商品になっているとのことだ。

製品Cooler Master「K8-RM-F1」
入荷ショップ
パソコンショップ・アーク 999円


プロセッサナンバ採用のCeleron登場――Celeron M 340

 ノートPC向けの低価格CPU、Celeron M 340の販売が開始された。

Celeron M 340

 Celeron Mは、Pentium Mの廉価版という位置付けで、2次キャッシュは512Kバイト、FSBは400MHz。Celeron初となるプロセッサナンバが採用された。対応チップセットはIntel 852GM/855シリーズとなる。

 ちなみに今週水曜日に入荷・販売を開始したショップもあるが、ユーザーはほとんど気がついていないらしい。インテルのCPU名称がプロセッサナンバ制に変わってからというもの、アキバのバルクCPU市場では、Pentium Mはそこそこ、対してCeleron Mはどうも今一つのようだ。

製品インテル「Celeron M 340」
入荷ショップ
OVERTOP 1号店 1万7980円


 最後にうわさ話を一つ。アキバ各ショップはなかなか口が堅かったが、アキバ取材班は某メーカーの某新型マザーボードが、明日12日の土曜日に発売されるかもしれないという情報をつかんだ。あくまでうわさなので、真意のほどは後日お伝えする予定だが、気になるユーザーはアキバに足を運んでおくことをおすすめしたい。


(12日15時追記)

 マザーボード単体としての販売はなかったが、PCI Express対応パーツを組み込んだ、ショップブランドPCとしての販売がドスパラ秋葉原本店で開始された。(詳細)

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