スタイリッシュなデザインの一体型PC――VALUESTAR G タイプS(1/3 ページ)

» 2004年06月16日 21時00分 公開
[土田一彰,ITmedia]

スタイリッシュなデザインの「VALUESTAR G タイプS」

 VALUESTARシリーズの中でも、爽やかなシルバーの一体型省スペースボディで、スタイリッシュな外観が際立つ「VALUESTAR G タイプS」(以下、タイプS)。マウスやキーボードはワイヤレスのため、設置場所を選ばず、リビングなどで気ままに楽しむといった利用スタイルに適した仕様だ。さらに、キーボードは本体台座部分にスライド式ですっぽりと収納できるため、使用しない時にはパソコンらしさをあまり感じさせず、部屋のインテリアとしても映えるデザインとなっている。

VALUESTAR G タイプS

 ワイヤレスキーボードを本体下に収納できるパソコンというのはこれまでにもあったが、特筆すべきは、キーボードの出し入れに連動して、電源のオフやアプリケーションの起動などの機能を割り当てられる点だ。パソコンを使い終わったあと、キーボードを収納すると電源オフまでのカウントダウンがアニメーション画面で表示され、自動的に電源が切られる、といった具合だ。

キーボード格納時には設定した動作を実行するまでのカウントダウンがアニメーション表示される

 キーボード収納の連動機能は、付属のユーティリティで割り当てを変更可能で、好みのスタイルに設定できる。キーボード収納時には、「電源を切る」「休止状態にする」「何もしない」、また「指定したソフトを起動」といった動作を割り当て可能。各動作を実行するまでの時間は30秒以内で設定でき、カウントダウン画面として表示される。一方、キーボードを引き出したときには、「何もしない」「電源をオンにする」「休止状態からの復帰」といった動作を設定可能だ。

付属のユーティリティ「キーボードシンクロナイザー」で連動機能を設定

 なお、キーボードの出し入れは、本体台座に設けられた溝にスライドして、スムーズに行える。奥まで差し込むとカチっという音とともにロックされ、取り出す際には、一旦軽く押し込むことでロックが解除され、数cmほど前に押し出される。ワンタッチでラクに行える開閉機構だ。

 単に、本体下の空きスペースにキーボードを隠す、ということではなく、使い勝手が追求されたこだわりの設計といえるだろう。さらに、パソコンの動作と連動した付加機能もあり、これまでにない新たな利用スタイルを楽しめるはずだ。

本体台座下の空きスペースにスリムタイプのキーボードを収納。奥まで差し込むとカチっとロックされる
完全に収納した状態
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