AV機能を排除し基本機能を追求したA4ノート──東芝 dynabook TX/2515LDSW(2/2 ページ)

» 2004年06月17日 18時40分 公開
[平澤寿康,ITmedia]
前のページへ 1|2       

ノートPCとしての基本機能は十分だが

 dynabook TX/2515LDSWは、若干改善してもらいたい部分があるものの、ノートPCとしての基本機能は、しっかり押さえてある。本機のスペックは、AV関連の機能を除くと「dynabook EX/2515LDSTWB」と非常によく似ている。本シリーズは、dynabook EXシリーズからAV機能を省き、ノートPCとしての基本機能に絞ったモデルと見ることもできる。

 東芝は本モデルで「軽さ」をセールスポイントの一つとしているが、重量が約2.7キロとdynabook EXシリーズと比較して400グラム程度しか軽くなっていない。15インチ液晶パネルを搭載するノートPCとしては3キロを切るやや軽めのPCとはいえ、これを普段持ち歩いて利用する気にはなれない。東芝がアピールする「軽さ」とは、デスクトップ代わりのA4ノートと比較しての話であろうが、軽さをポイントにするのであれば、2kg前後の重量にしてもらいたかったところだ。

 バッテリー持続時間も2時間前後で,モバイルでの利用はかなり厳しいと考えるべきだろう。東芝では,室内を持ち歩いて利用することを「家庭内モバイル」と呼んでいるが,まさにそういった使い方に向いている。

 添付ソフトとして、Office 2003 Personal EditionとOffice Onenote 2003がついてくるので、ビジネス利用が中心のユーザーはすぐに利用可能だ。ただし,インストールされているOSがWindowsXP Home Editionなので,ネットワークのドメイン参加はできない。

 ユーザーが購入の参考としてカタログを見たときに、「AV機能重視」という魅力的な特徴を持っているモデルと比較すると、スペック表や機能アイコンの数などで、本シリーズが見劣りして見えるかもしれない。

 しかし、一般的なA4サイズのノートPCに求められる機能をユーザーの使い方から冷静に振り返ってみると、十分な基本性能は持っている。AV機能などを重視せず、基本のしっかりしたノートを探しているのなら、dynabook TXシリーズは十分選択肢に入れてよいだろう。

PCMark04のベンチマークテスト結果
3DMark2001SEのベンチマークテスト結果
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月30日 更新
  1. Macで外付けGPUが使える「TinyGPU」をRTX 5060 Tiで検証 実用性と浮き彫りになった課題 (2026年06月29日)
  2. アキバ夏のボーナス商戦は「コスパと延命」がキーワード! 5000円切りのピラーレスケースや3000円弱のDDR5用メモリクーラー登場 (2026年06月29日)
  3. NUC風PCやメモリ128GBのモンスターミニPC「DAIV CX」などを続々投入! マウスコンピューターが事業戦略発表会で明かした新製品ロードマップ (2026年06月29日)
  4. IBMが世界初のサブ1nm半導体チップ技術を発表/LenovoがノートPC向けで世界初となる“1000Wh/L”バッテリーの詳細を明らかに (2026年06月28日)
  5. AM4の勢いは止まらない!? 熱伝導シート付属の「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」が登場 (2026年06月27日)
  6. タイパの対極にある魅力? 潔いオールインワン・レコードプレーヤー「amadana PR30」とクラフトビールの意外な共通点 (2026年06月28日)
  7. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  8. 実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB-C CABLE CHECKER 2」の実力 (2026年06月26日)
  9. 各社製マザーボードをデザインしたカプセルトイ「手のひらPCパーツ」が発売予定 4大メーカーが監修 (2026年06月29日)
  10. Apple製品が一斉値上げ、Mac Studioは9万円超も 主要モデルの新価格まとめ (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー