ホームネットワークでライフスタイルを変えよう:書斎編活用提案

» 2004年06月30日 00時36分 公開
[平澤寿康,ITmedia]

仕事も趣味もとことん極める人に最適な相棒

 リビングルームは、家族みんなでテレビやDVDを楽しむ、いわば家族団らんの場である。おそらく、ほとんどの家庭で、リビングルームには大画面のテレビなどが設置されており、普段テレビを楽しむ場になっていることだろう。

 それに対し、書斎は、自分の趣味を楽しんだり、仕事をしたりといった、まさに自分の城だ。PCが好きな人なら、書斎にPCを置いて、様々な創作活動にいそしんでいるのではないだろうか。

 ところで、PCで映像編集を行うことを趣味にしている人も少なくないだろう。旅行に行ったり、子供の様子を撮影したビデオ映像をPCに取り込み、PCで編集してDVDビデオを作る、といったことも、現在では簡単に行えてしまう。また、時には家庭でPCを使って仕事をしなければならないということもあるだろう。となると、書斎のPCには、仕事と趣味のどちらにも対応できる、高性能なPCが不可欠となる。そして、書斎で趣味や仕事を極めるPCとして最適なのが、VALUESTAR G タイプTXシリーズだ。VALUESTAR G タイプTXシリーズは、高性能なHTテクノロジ インテル(R)Pentium(R) 4プロセッサを搭載し、メーカー製PCとして初めて水冷方式による冷却機構を採用したモデルで、マシンパワーと静寂性を高いレベルで実現したマシンとしておなじみだ。

 PCで映像処理を行うには、高いマシンパワーが必要となる。しかし、マシンパワーが上がれば、PCの駆動音も大きくなる。なぜなら、処理能力の高いCPUは、それだけ発熱が多くなり、ファンを使って強力に冷却しなければならないからだ。そのため、駆動音はAV重視のPCにとって致命的な問題となる。せっかく編集した映像を楽しんだり、テレビを見たりするときでも、PCの駆動音がうるさいと興ざめしてしまう。

 その点、VALUESTAR G タイプTXシリーズであれば、水冷方式による冷却機構を採用することによって、まるで動作しているかどうかわからないほどの非常に高い静寂性を実現している。しかもその最新モデルでは、最新CPUであるHTテクノロジ インテル(R)Pentium(R) 4プロセッサ/3.20GHz、多彩なDVDメディアへの書き込みが可能なDVDスーパーマルチドライブ、最新3Dゲームも楽々動作するハイエンドグラフィックカードであるATI RADEON 9800などを搭載でき、現時点でほぼ最強と言ってもいいマシンパワーを実現できるのだ。

 これだけのマシンパワーがあり、しかも動作しているかどうか気にならないほどの静寂性を実現していれば、書斎で趣味や仕事に没頭したい場合でも、PCの駆動音がその邪魔をすることは全くないだろう。まさに、書斎で活用するPCとして最適なモデルというわけだ。

地上波アナログ放送、BSデジタル放送、地上デジタル放送のトリプルチューナーを搭載
NECのHTテクノロジ インテル(R)Pentium(R) 4プロセッサ搭載水冷PC。このモデルはNEC Directでしか購入できない

大画面ディスプレイで書斎の映像環境も極める

 せっかく書斎にVALUESTAR G タイプTXを用意しても、ディスプレイが小型のものであれば、せっかくの映像コンテンツを楽しむ魅力も半減してしまう。そこで、書斎でのAVライフを極めるのであれば、接続するディスプレイにもこだわりたい。

 VALUESTAR G タイプTXでDVDビデオを再生させて楽しみたい場合などを考えると、接続するディスプレイは、できるだけ大画面で、映画鑑賞に適したワイド画面のものを用意したい。そこでおすすめとなるのが、VALUESTAR G タイプTXのカスタマイズオプションとして用意されている、23インチワイド液晶ディスプレイ「F23W11」だ。

 23インチワイド液晶となると、PC用ディスプレイとしては特に大きな部類に入る。それだけに、この画面に表示される映像の迫力は、他のディスプレイではまず味わえない。PCのディスプレイは、基本的に近い場所から見ることが多いため、画面が大きくなると、その迫力はサイズ以上に増大する。デスクの上にF23W11を設置し、椅子に座って画面を見ると、まるで視野のほとんどをF23W11の画面が占めているかのような感覚に陥るほどだ。リビングルームの大画面テレビで映像を見ている場合と全く遜色のない迫力が味わえるのである。

 確かに、これだけのサイズだと、設置場所を確保するのが大変だ。とはいえ、書斎にPCとは別にテレビも置くことを考えると、逆にF23W11だけのほうが設置場所を節約できることになる。ちなみに、F23W11には地上波テレビチューナーが内蔵されているため、PCを起動することなく単体でテレビとしても活用できる点も嬉しい。

 また、F23W11のもう一つの特徴が、「SoundVu」というサウンド機能だ。SoundVuとは、振動素子を液晶ディスプレイ背面に取り付けることで、前面のアクリルパネルを振動させ音を発生させるという、特徴的なサウンドシステムだ。映像が表示されているディスプレイから直接音が発せられるため、映像と音との一体感がより映像のリアル・ライブ感を高めてくれる。しかも、振動面が大きくなるため、一般的なディスプレイに搭載されるような小型のスピーカーよりもはるかに豊かな厚みのある音が再生される。加えてF23W11にはサブウーファーも内蔵されており、迫力のある低音も再生される。つまりF23W11であれば、大画面サイズによる映像の迫力と、高音質で迫力のある音の双方を実現してくれる。書斎でのAVライフを極めるディスプレイとしてF23W11は最適の選択なのである。

「F23W11」のインタフェース。D4端子のほか、テレビチューナーも内蔵しており単体でもテレビ機能を持つ
「F23W11」のスタンドサイドには、サブウーファのほか、Sビデオ入力、コンポジット入力、USB 2.0×3が配置される

さらにリッチなAVライフへ

 VALUESTAR G タイプTXでは、地上波アナログ放送、BSデジタル放送、地上波デジタル放送のトリプルチューナーを搭載するというオプションが用意されている。それによって、BSデジタル放送や地上波デジタル放送の高画質デジタル放送も楽しめてしまう。

 しかもVALUESTAR G タイプTXでTVチューナーモデルにカスタマイズした場合、MPEG-2形式などの動画データを編集するための動画編集ソフトや、DVDビデオを作成するためのDVDライティングソフトが搭載されている。CMカットはもとより、DVDビデオ作成時のメニュー作りなど、さらに凝った編集作業が可能となる。もちろん、PCであれば市販ソフトから自分の用途にあったものを自由に選択できるため、DVDレコーダーのような、用意されている機能の範囲内でしか活用できない、ということもない。

 そしてなにより、PCであれば、キーボードとマウスを利用したオペレーションが可能となるという、非常に大きな利点がある。一般的なDVDレコーダーで編集作業などを行う場合には、専用リモコンで操作しなければならず、その操作性はお世辞にもいいものではない。しかし、PCであれば、キーボードとマウスを利用した、非常に高い操作性で作業が可能となる。この部分だけを取っても非常に大きな利点といえるだろう。

 ただ、PCで映像処理を行うには、非常に高いマシンパワーが必要となる。しかし、VALUESTAR G タイプTXであれば、その点も問題ない。現時点でほぼハイエンドのCPUであるHTテクノロジ インテル(R)Pentium(R) 4プロセッサ/3.20GHzも搭載可能となっており、映像処理作業を楽々こなせるパワーが発揮できる。より高度なAVライフを極められるわけだ。

 そして最後に忘れてはいけないのが、HDDを内蔵するハイブリッドDVDレコーダーとの連携だ。NECが発売している「AX300」は、他社のハイブリッドDVDレコーダーにはない特徴的な機能が多数盛り込まれている。

 AX300の最大の特徴といえるのが、ネットワーク機能だ。AX300には標準で100BASE-TX対応のEthernetポートが用意されており、一般的なDVDレコーダーにはできない、PCとの連携が可能となっている。これは、PCを接続してPCから録画予約ができるだけといった単純なものではない。AX300のネットワーク機能では、AX300で録画した番組をPCで活用できるという、非常に重要な機能が盛り込まれている。

 このAX300のネットワーク機能を活用し、リビングルームのAX300と書斎のVALUESTAR G タイプTXとをネットワークで接続すれば、家庭内でのAVライフが大きく進化する。AX300単体では、リビングルームなど、AX300を設置している場所でしか録画したデータを楽しめない。しかし、PCと接続すれば、AX300から離れた場所で録画データを楽しめるようになる。AX300で録画した番組を家族全員で楽しみたい場合にはリビングルームで視聴し、自分だけで楽しみたい場合には、ネットワークで接続した書斎のVALUESTAR G タイプTXで視聴する、そういったことも簡単に実現できるのである。

AX300と組み合わせるなら「VALUESTAR TX」と23インチワイド液晶ディスプレイ「F23W11」
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