まさに必要最小限――Happy Hacking Keyboard Lite2 日本語配列<かな無刻印モデル>(2/2 ページ)

» 2004年07月02日 17時51分 公開
[中嶋嘉祐,ITmedia]
前のページへ 1|2       

 Page Upなどの専用キーを削ったことで、マイナスになる面も当然ある。Fnとの同時押しは慣れるまで相方の場所が分かりにくく、しばらくは同時押しを極力避ける使い方になってしまった。ただ、逆に慣れてしまうと、カーソル操作のために右手を左右に動かす動作が減り、速く入力できるようになると思う。使えば使うほどに味が出るキーボードなのかもしれない。

photo
photo F1〜F12は最上段に、十字キーなどの移動用のキーは右半分に集められている

 しかしWindows環境では、ブラウザの更新(F5)やファイルのリネーム(F2)など、ワンタッチで使えるファンクションキーを重宝することが多いのも確か。HHK支持者に聞いてみても、その点で手間が増えるのは認めざるを得ないという。

日本語配列と英語配列、どちらを選ぶ?

 配列は英語か日本語か、日本語ならかな刻印はどうするか、接続はUSBかPS/2か、色は黒か白かといったパターンに合わせ、HHK Lite2には全部で12のモデルがある。

photo USB版は2ポート分のHUB機能を持つ

 キーボードの使い勝手に大きくかかわるのは、英語と日本語、どちらの配列を選ぶかだ。英語配列では変換・無変換・半角/全角がない代わり、スペースキーが広め。日本語配列では「Enter」が2列分を占めている。

photo 上が英語配列、下が日本語配列かな無刻印モデル。青色の部分が違う配列

 Enterのサイズが異なるため、英語配列と日本語配列で右側のFnの場所が違う。英語配列ではEnterの下にShiftとFnを入れているが、日本語配列ではスペースと同じ列に置いている。

 HHKユーザーに言わせると、「右Fnキーは小指で押せる場所にあるべき」。同時押しの際に、同じ手の小指(あるいは親指)と人差し指(あるいは中指)で操作できる場所に置くべきだというのだ。今回紹介しているのは日本語配列のかな無刻印モデルだが、ここを重視するなら英語配列を選ぶべきかもしれない。さらに英語配列には、AltとWindows、DeleteとBackspaceのどちらを同時押しなしで出せるようにするか、モードを切り替えるスイッチが付いている。

 大いに悩むところだが、Enterを押しやすいこと、カタカナの変換をやりやすいことを考えると、新規ユーザーは日本語配列から入った方がなじみやすいと思う。

Lite2はこだわり派にオススメのミニキーボード

 HHK Lite2には、HHKやHHK Professionalにはない十字キーが付いている。既存ユーザーはFnとの同時押しがHHKの醍醐味と考え、反対の声を上げているようだが、「Lite2はHHKユーザーを増やすための廉価版。新規ユーザーの獲得を優先して取り付けた」(PFU)。

 十字キーについて意見を聞いてみたところ、HHK未経験のあるユーザーは「他社のミニキーボードでは、十字キーをほかのキーと並べて置いている。HHK Lite2は十字キーを独立させているので、小指で位置を探りやすい」と答えている。

 テンキーがないのでExcelなどの業務には使いづらいだろうが、テキスト入力中心なら問題ない。キーボードに違いを求めるユーザーにとっては、5880円という価格は、まずまず手ごろで背伸びしやすい水準だと思う。

 机を広く使いたいけど、チープなミニキーボードではちょっと――。多少慣れが必要だが、ミニキーボードを検討中のこだわり派ユーザーには、もってこいのキーボードだ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月31日 更新
  1. 13万円切りでCore Ultra 9 185H搭載! 片手で持てるミニPC「GEEKOM IT13 Max」のコスパと実力を検証する (2026年07月30日)
  2. キーボードの中にPCが丸ごとイン! HPが切り開く新ジャンル「キーボード内蔵PC」の使い勝手を徹底検証 (2026年07月28日)
  3. ゲーミングPCをリビングに持ち込むとどうなるか? 話題の「Steam Machine」をSteam Deckユーザーが買ってみた (2026年07月29日)
  4. アイオー、10GbE接続に対応した5ポート/8ポート搭載アンマネージスイッチングハブ (2026年07月29日)
  5. 苦労して手に入れた「Steam Controller」をPC/スマホ/ARグラスにつないでみた ゲーム体験や実用性は? (2026年07月30日)
  6. フルHDより広く4Kより見やすい! 31.5型ディスプレイ「ProLite XUB3297QSNP-B1J」がテレワークにピッタリな理由 (2026年07月29日)
  7. 手首を動かさず静かなクリック音で作業に集中できる「ロジクール M575SPd」がセールで33%オフの5280円に (2026年07月30日)
  8. ポタ電と組み合わせて使える「Soraiori ポータブルエアコン」がセールで16%オフの2万9980円に (2026年07月27日)
  9. NECPCが直販限定のスタンダードAndroidタブレット「LAVIE Tab T12」を発売 軽量設計で約6.5万円 (2026年07月30日)
  10. ナカバヤシ、Type-C接続も利用できるポータブルカセットプレーヤー (2026年07月30日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー