コンパクトなボディに310万画素CCDと手ブレ補正機能の付いた12倍ズームを搭載した「LUMIX DMC-FZ3」(以下、FZ3)は、前モデルである「LUMIX DMC-FZ2」(以下、FZ2)の上位機となる。手ブレ補正機能が新しくなり、よりブレにくくなったのが特徴だ。
FZ3は310万画素のCCDに光学補正機能付きの12倍ズームを搭載している。35ミリフィルムカメラ換算で35〜420ミリ(F2.8)と非常に明るいレンズだ。手ブレ機能の検出を高速化して、補正制御も向上させることで、以前よりも手ブレしにくくなったという。
撮影モードは「かんたん」というフルオートモードのほか、「プログラム」、「絞り優先」、「シャッター速度優先」、「マニュアル」、「マクロ」がある。
シーンモードは「ポートレート」、「スポーツ」、「風景」、「夜景」、「夜景ポートレート」、「流し撮り」、「花火」、「パーティー」、「雪」の9種類である。
撮影解像度は2016×1512ドット、1600×1200ドット、1280×960ドット、640×480ドット、1920×1080ドットの5種類から選択できる。
本体サイズは約108(幅)×84.8(奥行き)×68.4(高さ)ミリで重量が本体のみで約290gとDMC-FZ2よりも軽量化が図られている。
FZ2は200万画素CCDを搭載していたため、はがきサイズよりも大きく印刷しようとするとやや解像度不足となることがあった。しかし310万画素であれば、WebサイトからB5サイズ程度の印刷まで、問題なく利用できるだろう。
さらに35ミリフィルムカメラ換算で35〜420ミリのレンズが搭載されているため、幅広いシチュエーションで使用できる。今回のサンプル写真はすべて三脚を使わずに手持ちで撮影している。
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