富士写真フイルムは、厚さ約22ミリのスリムボディに光学3.4倍ズームレンズと520万有効画素CCDを搭載したマニュアルコンパクトデジカメ「FinePix F455」を開発、富士フイルムイメージングを通じて11月に発売する。価格はオープンで、予想実売価格は4万5000円前後。
同製品は、ボディの基本デザインに最も調和のとれた美しい形とされる黄金比(縦1:横約1.6)を採用。持ちやすい横型ボディやすべり止めグリップの採用、操作しやすいボタン配置など、持ちやすさと撮りやすさにこだわってボディ造形したという。ボディカラーはシルバーとブラックの2色を用意する。
92.6(幅)×21.9(奥行き)×56.4(高さ)ミリ、約140グラム(本体のみ)とコンパクト・軽量ながらも、新開発した焦点距離38〜130ミリ相当(35ミリフィルムカメラ換算)、開放F値2.8〜5.5のフジノン光学3.4倍ズームレンズや、1/2.5インチ520万有効画素CCD、2インチ約15.4万画素の低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイなどを搭載する。
撮影機能では、約9センチ(広角時)まで寄れるマクロ機能や、人物/風景/スポーツ/夜景の4種類のシーンポジション機能、320×240ドット、10フレーム/秒の音声付き動画を最長約60秒まで連続撮影できる動画撮影機能などを装備した。記録メディアにはxDピクチャーカードを採用する。
FinePix F455の主な仕様は以下の通り。
製品名 | FinePix F455 |
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撮像素子 | 1/2.5インチ520万有効画素CCD |
レンズ | フジノン光学3.4倍ズームレンズ、焦点距離38〜130ミリ相当(35ミリフィルムカメラ換算)、開放F値2.8〜5.5 |
最大画素数 | 静止画:2592×1944ドット/動画:320×240ドット |
撮影可能範囲 | 標準:約60センチ〜∞/マクロ:約9〜80センチ(広角)、約39〜80センチ(望遠) |
感度 | AUTO、ISO80/100/200/400 |
測光方式 | TTL64分割測光 |
露出補正 | −2.1EV〜+1.5EV、0.3EVステップ |
シャッタースピード | 2秒〜1/2000秒 |
フォーカス | TTLコントラストAF方式、センター固定AF |
ホワイトバランス | オート、プリセット6種類 |
ファインダー | 実像式光学ズームファインダー |
液晶ディスプレイ | 2.0インチ約15.4万画素低温ポリシリコンTFT |
記録メディア | xDピクチャーカード |
バッテリ | 専用リチウムイオン充電池 |
サイズ | 92.6(幅)×21.9(奥行き)×56.4(高さ)ミリ |
重量 | 約140グラム(本体のみ) |
予想実売価格 | 4万5000円 |
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