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» 2004年10月16日 00時00分 公開

週末アキバPick UP!:PCもナマイキに衣替えかよ――涼しくなった頃の「付け替え需要」を狙う静音製品続々登場か

アキバ各ショップに入荷された、発売ほやほやの新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP!」。今週のキーワードは「静音ファン2004年秋冬モデル」「RADEON 9550SE再び」「こだわりユーザー向けキーボード登場」「今週の掘り出しモノ市」だ!

[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「1900rpmの低回転ながら3000rpm並の風量」と評判の静音8センチファン

 今週木曜、アキバ各ショップにCooler Master製8センチファン「X-FAN 8025(XAF-B81-E1)」が入荷した。価格は1800円前後で、在庫は潤沢だ。

photo Cooler Master「X-FAN 8025(XAF-B81-E1)」

 X-FAN 8025は、ファン回転数1900rpmでの騒音レベルが19.3デシベルとなるスペックを持つ汎用ファンだ。その静音性だけでなく、本体フレームに通気口が空けられており、側面からも吸気できるのも特徴となっている。ファンそのものは、Delta製7羽のものを採用し、耳障りな風切り音はほとんどないと評判のようである。

「回転数が低いわりに風量が多い印象を受けました。体感的には2500から3000rpmくらいですね」(某ショップ)という。メーカーサイトの風量スペックは22.78CFMと、2000rpmクラスの8センチファンの中では平均よりやや高い程度なのだが、フレームに通気口に空けられていることからファンの脇に空気だまりができにくく、そのため効率がよいのではないかとのことだ。

photo 側面のフレーム容積を最小限に抑えて、横からも吸気できるようになっている

 ちなみにアキバ各ショップでは、最近静音ファンの売れ行きが全体的に好調だという。

「夏が過ぎて寒くなり始めると、風量重視のファンから静音指向の製品に付け替えるユーザーが多くなります。この機を狙って登場する冷却パーツも多いですね」(某ショップ)とのことだ。そんなX-FAN 8025の人気は上々で、幸先よく静音ファンラッシュの先陣を切ったといえる。

製品Cooler Master「X-FAN 8025(XAF-B81-E1)
入荷ショップ
高速電脳 1869円
パソコンショップ・アーク 1764円


SapphireからRADEON 9550SE搭載製品登場、価格は7300円ほど

 調査当日の金曜、クレバリー1号店にSapphire製グラフィックスカード「Radeon 9550SE 128M DDR V/D/VO」のバルク品が入荷した。価格は7318円で在庫は潤沢。

photo Sapphire「Radeon 9550SE 128M DDR V/D/VO」

 Radeon 9550SE 128M DDR V/D/VOは、ATI未発表のグラフィックスチップであるRADEON 9550SEを搭載する製品だ。搭載インタフェースとしてDVI-IとアナログD-Sub、TV出力を備える。なお、ブラケットは付属されないがロープロファイル対応のカードサイズにもなっている。

 RADEON 9550SEを搭載するグラフィックスカードは、2004年5月ごろにPowerColor製「R96L-LC3」がごく少数出回ったことがあったが、当時の価格は1万3000円ほど。今回のSapphire製品は7300円程度とかなり安価となって登場した。

 RADEON 9550SEは9550の下位モデルという位置付けのようで、ショップによると「コアクロックは250MHz、メモリクロックは200MHz、メモリバンド幅は64ビットのようです」とのこと。メーカー未発表で同社Webサイトにも情報が公開されていないため、正確なスペックは不明だ。

 さて、このRadeon 9550SE 128M DDR V/D/VOはR96L-LC3とはやや見た目が異なり、グラフィックスチップだけでなくメモリまでヒートシンクで覆われ、ファンレス仕様であるというのがうれしいところかもしれない。

 クレバリー1号店では「PCメーカー用のOEM製品が流れてきたようです。事実上ATIのリファレンスボードといえるSapphireから登場したので、今後複数のメーカーから発売される可能性もありますね」と話す。

製品Sapphire「Radeon 9550SE 128M DDR V/D/VO(バルク)
入荷ショップ
クレバリー1号店 7318円


富士通コンポーネント製“こだわり”キーボードがアキバに本格参入

 今週当日の金曜、高速電脳に富士通コンポーネント製106キーボード「FKB8520-101/S1」が入荷、明日土曜日より発売するという。予定価格は1万3000〜4000円とのこと。

photo 富士通コンポーネント「FKB8520-101/S1」

 FKB8520-101/S1は、キーストロークが3.8ミリ、キーピッチが1.9ミリで、メンブレン構造採用というスペックを持つ。盤面を支えるサポートパネルには銅プレートが使われ、強くタイプしてもたわみが出ない強固さが特徴となる。また、3キー以上を同時に押した場合の入力抜けを防ぐ「疑似Nキーロールオーバー技術」なるものが採用され、ミスの少ない快適な入力ができるという。

 富士通コンポーネント製キーボードは、これまで富士通の法人向けPCに純正品として付属されていたが、単体で正規ルートからアキバで出回るのは今回が初めてになるという。

「富士通コンポーネントから直々に販売の依頼が来たんですよ。そんなわけで今後も定期的に入荷していきます」(高速電脳)とのことだ。

 1万円を超える価格ながら入荷を決めた高速電脳は「同社キー入力性の高さは定評があります。決め手は銅プレートによる重量感・安定感でしょう。キーボードにこだわるユーザーにとってはぜんぜんアリな値段。タッチを試していただければ“おっ”と思ってくれるはずです。」と自信をもつ。

 なおクレバリー2号店では週末入荷を予定しているという。

製品富士通コンポーネント「FKB8520-101/S1
入荷ショップ
高速電脳 1万3000〜4000円(予価)


今週の「掘り出しモノ市」

 今週半ば、ジャンクパーツショップ「あぷあぷ秋葉原店」に大量の中古HDDが入荷した。8〜80Gバイトと幅広いラインアップが揃い、40〜80Gバイト製品などはごく最近まで新品として出回っていた製品もあるという。

 例えば3980円で販売されていた、Seagate「ST340014A」(40Gバイト)などは新品の5割程度の価格で入手できるとあれば、興味のあるユーザーもいるかもしれない。

photo あぷあぷ秋葉原店に入荷した中古HDD。最大容量の80Gバイトモデル(型番不明)は6980円とまずまずの価格。なおショップによると「“8Gバイトの壁”を超えられない旧型PC用としてに、8Gバイト製品を求めるユーザーも多い」という。なお8Gバイトタイプは2380円から

 HDDと同じく、同店に大量入荷されたのがモバイルラック製品だ。一番の売れ筋は770円のViPowER「VP-10LSFU-100/133」とのこと。

photo 770円のモバイルラック、ViPowER「VP-10LSFU-100/133」

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