ホームページ・ビルダー V9の主な特徴として、
などの機能採用、および強化が挙げられる。
新たに搭載されるデザイン補助のためのツール「TAKUMI(匠)」は、CSSを利用したウィザード形式により好みの配色やテーマ、レイアウトを選択することでデザイン性の高いページ生成が行えるもの。全64種類の配色テンプレート、全34種類のレイアウト、全109種種類の素材集が用意される。
なお、一からのWebデザイン生成時はもちろん、既存のページをも「TAKUMI」により、デザインをまとめて変更できることで、すでに作成済みページのデザイン変更や管理もホームページ・ビルダー V9にてすべて集約できるというメリットも挙げられる。
Web作成ソフトとして初めて搭載される「aDisigner」は、IBM東京基礎研究所により開発されたバリアフリー診断ツールで、視覚障害のあるユーザーが、音声ブラウザでWebサイトを閲覧した時の聴こえかたであったり、高齢者や弱視・色覚異常のあるユーザーがそのWebサイトを閲覧したときに、どのように見えるか、ということなどについてを診断し、それら問題点を確認・修正できる機能となる。
発見された問題点は、項目別に一覧化され、同ソフト「TAKUMI」ツールなどを用いて修正することで、ユニバーサル化をより高められるとしている。
日本語と英語だけではなく、フランス語、ドイツ語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、ベトナム語の7か国語に対応し、Unicode仕様とななったことも特徴との一つとなる。一つのページに複数言語を埋め込むことができることで、多言語化サイト作成も簡単に行えるようになった。
また、サイト全体で使用するイメージやリソース、ページのリンク情報などを含めた形で管理できるサイト管理方式をさらに発展させ、サイトの一部ながら独立した一つのサイトのように扱う単位とする「サブサイト管理」での管理機能も追加した。例えば、企業内における事務所・営業所単位での管理や、学校や役所など組織別の管理の場合に効果を発揮するとしている。
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