ATIのブースでは、パートナーベンダーが発売するRADEON X800/700/600シリーズを搭載したグラフィックスカードの展示もさることながら、日本では未発表のキャプチャーチップや、ATIから正式に発表されていないマザーボードチップセットの展示にも注目したい。
グラフィックスカードでは発表されたばかりのRADEON X700シリーズの展示に注目が集まっていた。その中でGIGA-BYTEが出展していた「GV-RX70P128D」はRADEON X700Proを搭載したファンレス製品。ほかにもRADEON X700搭載カードのファンレスカードが数点展示されている
こちらはABITのRADEON X600Pro搭載カード。特徴はアドイン形式のインタフェースボードを組み入れてHD出力に対応したところだ
ATIのブースに隣接して台湾パーツベンダーのブースが展開している。その中のPowerColorには、ATI未発表の統合型チップセット「RS480」搭載マザーが「A480A7-VGF PCI/E」という型番とともに展示されていた。
「A480A7-VGF PCI/E」の説明によると、Socket754のAthlon 64に対応し、サウスブリッジはULiのM1573、メモリはPC3200、FSB400MHzとマザーボードスペックは旧来のものとなっている
そのすぐ近くでは、素性を隠した「ATI IGPマザー」の動態デモを行っていた。中身についてATIのスタッフは「うーん、察してください」といっていたので、こちらも、あの重い3Dゲーム「FarCry」がスムーズに動いていたあたりから察してあげることにしたい
日本未発表の「Theater 550」搭載カードも展示されていた。PowerColorのTheater 550 PROは、ハードウェア MPEG-2エンコードに加えて、ゴーストリデューサ、3次元Y/C分離、ノイズリダクション機能を実装し、タイムシフト再生や予約録画機能に対応する
ATIブースになくてはならない「Ruby」軍団はWPC EXPO 2004でも健在なり!とくれば、このショットは必須でしょう
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