今週末おそらく土曜日に、国内初となるハードウェアDivXエンコーダ搭載の外付けTVキャプチャーユニット、プレクスター「CONVERT X PX-TV402U」がアキバ各ショップで一斉に販売される。各ショップとも取材当日の金曜日にはすでに入荷されており、入荷数も十分とのこと。価格は2万円弱の見込みだ。
PX-TV402Uは、USB2.0接続タイプの外付けTVキャプチャーユニットで、搭載するハードウェアDivXエンコーダにて、そのままDivXエンコードによる録画が可能となっている。
搭載インタフェースはTVアンテナ入力端子、S-Video、RCA端子を1基ずつ備える。DVD+-RW/RAMへのダイレクト記録も可能となっている。
ショップは「初めて手を出すカテゴリで、ここまで個性的な製品をリリースするあたりは、さすがにプレクスターです。MPEG-2から変換する手間なしにDivXエンコードしてくれるのであれば、もう普通の製品には戻れなくなってしまうユーザーも多そうです」と話す。
製品 | プレクスター「CONVERT X PX-TV402U」 |
入荷ショップ | |
パソコンショップ・アーク | 1万8800円前後(予価) |
今週の水曜日、2基のファンで直線的な風を送るというCoolerMaster製汎用ファン「Dual Storm DDF-S81-U1」が、アキバ各ショップに入荷した。価格は3000円弱で、在庫は潤沢だ。
今回入荷されたDDF-S81-U1は、Cooler Masterの国内代理店から入荷された、いわば国内正規モデルであり、3か月ほど前にアキバで出回った同一製品は並行輸入モデルなのではという話だ。特別何かが違うわけではないらしいが。
DDF-S81-U1は、二つの8センチファンを同軸上に重ねたCPUファンである。同一方向に風を送る逆回転のファンを、それぞれ独立したモーターで稼動させる「二重反転」構造を採用し、直線的に風を送り出せることで効率よく送風できるというのが特徴だ。
二重反転ローターというと、船舶のスクリュー、飛行機やヘリコプターのプロペラなどに採用されることもあり、好きものにはグッとくる言葉だが、PC製品で使われるのは珍しい。なるほど、このデザインもジェットエンジンのようで、何となく関連しているように思えてくる。
さてこのDDF-S81-U1、ショップにより慎重派と賛同派で意見がくっきり分かれていたのもおもしろいところ。
「騒音レベルが最低で22.6デシベルと記載されてはいますが、モーターが2基になる分、ファンの風切り音だけでなくモーター音も気になってしまうかも」というコメントから、「単体のファンでは周囲に分散してしまう風圧が正面に集中する仕組みのため、性能重視のCPUクーラー用としては適しています」との話まで。高速電脳ではデモ機が展示されていたので、気になるユーザーは足を運んでみてはいかがだろうか。
製品 | Cooler Master「Dual Storm DDF-S81-U1」 |
入荷ショップ | |
OVERTOP 1号店 | 2880円 |
高速電脳 | 2980円 |
PCパーツショップ・CUSTOM | 2997円 |
今週月曜、ソルダム製ミドルタワーケース「WiNDy.Seventh SP-200 Plus」がBLESS秋葉原本店に入荷した。価格は1万9780円で、在庫は少数ながら再入荷の目処も立っているという。
SP-200 Plusは、11月13日に発売されたWiNDy.Seventhブランド製品の第1弾「WiNDy.Seventh SP-100 Plus」より3000円程度安価で、SP-100 Plusの特徴であったフロントのミラー調パネルや、上下スライドが可能なケース側面の12センチファン用フレームが省かれたややシンプルなモデルとなる。
ただし同社は、WiNDy.Seventhブランドにおける標準的モデルとしてラインアップしているのみで、どちらが上位かという区別はとくにしていないという。このSP-200 Plusも、サイドパネルに光沢仕上げが施されたり、フロントにIEEE1394ポートを追加するなど、SP-100 Plusにはない機能が搭載される。
入荷したショップによると「例えば、PCを机の下などに置くユーザーなどは、表面上のデザインより機能や価格を重視すると思います。そういったユーザーにはSP-200 Plusがしっくりくるでしょう」とのことだ。
製品 | ソルダム「WiNDy.Seventh SP-200 Plus」 |
入荷ショップ | |
BLESS秋葉原本店 | 1万9780円 |
今週はじめ、中古やジャンクパーツを扱う「ネット・サイクル」にナナオ製、シャープ製といった中古15インチ液晶ディスプレイが大量に入荷されていた。価格は1万6800〜1万7800円。
中古液晶ディスプレイは数千円台から見つかることも多いが、かなり使い込まれていたり、旧式のものも多い。動作検証こそは済んでいても、映るは映るという感じで、液晶パネルにムラがあったりすることもあるだろう。
今回入荷されたディスプレイは「すべて動作チェックしたが、四隅と中央の明度差がほとんどない」と、かなり状態のよいものらしい。
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