23インチ液晶TVがセットの限定モデル──日本hp Compaq Business Desktop dx6100 ST カスタムメイドTVモデル(2/2 ページ)

» 2004年11月30日 16時51分 公開
[寺崎基生,ITmedia]
前のページへ 1|2       

 EX-VISION 1500TVは、CONEXANTのエンコードチップを搭載したハードウェアエンコードタイプのキャプチャーカード。MPEGへの圧縮を専用チップで行うため、CPUパワーをほとんど必要としないのがメリットだ。高画質設定でもコマ落ちのない録画ができるだけでなく、録画中でもPCをほかの用途に利用できる。

 高画質化の機能として、映像の二重写りなどを防止してくれるゴーストリデューサや、色にじみを防止する3次元Y/C分離回路などをカバーしているので、きれいな受信映像が得られるのもEX-VISION 1500TVのメリットだ。高画質機能をサポートしたキャプチャーカードの多くは、ロープロファイルに対応していないため、EX-VISION 1500TVは、カスタムメイドTVモデルのような省スペースPCで利用するのに最も適しているということができるだろう。

拡張スロットはPCI Express x16が一つとPCIが二つ(空きは一つ)。Intel 915G内蔵のIntel GMA 900のパフォーマンスに満足できないユーザーはPCI Express対応グラフィックスカードを拡張するようになるが、その場合もロープロファイルの製品を選ぶようになる(現状ではRADEON X300SEクラスのみだが)

 PCの録画では、インターネットの番組情報を利用した録画予約機能を利用するのが当たり前になっている。EX-VISION 1500TVを利用するためのコントロールソフト「INFO.TV Plus」では、「ADAMS EPG+」を利用できる。ADAMS EPG+は、インターネットや放送電波から番組情報のデータをダウンロードし、番組表を表示することができる。録画予約をしたい場合には、番組名をマウスでクリックするだけでOKだ。

 INFO.TV Plusでは、手動による録画予約のほか、番組のジャンルやキーワードなどを使った「おまかせ録画」機能もサポートしている。ここでキーワードを設定しておくだけで、条件に合致する番組はすべて自動的に録画してくれる便利機能だ。複数の設定条件を管理することが可能なだけでなく、それぞれをオンオフすることもできる。

INFO.TV Plusで利用するおまかせ録画キーワード設定画面。複数のキーワードを組み合わせた検索や、登録した検索条件のオンオフなど、かなり高度な自動録画設定が可能になっている

録画中でも23インチワイド画面の大迫力で別番組を視聴可能

 カスタムメイドTVモデルでは、組み合わせるディスプレイを三つの製品から選ぶことができる。今回試用したのは、その中で最もハイエンドのセットとなるシャープ23インチ液晶モニタ「IT-TV IT-23M1」である。

 IT-TV IT-23M1は、PCと接続可能なハイビジョン対応ワイド液晶ディスプレイだ。D4端子を1系統、Sビデオ/コンポジッと入力を2系統持ち、PCとの接続はアナログ15ピン(D-SUB)とDVIに対応している。

 地上波アナログチューナーを内蔵しており、PCの電源を入れずともTVの視聴ができる。PCを起動していても、入力モードを「TV」にしておけばディスプレイ側のチューナーで視聴が可能なため、PC側で別の番組を録画すると同時に、別の番組の視聴が可能になる。裏番組の録画というと、キャプチャーカードを復数枚同時に使用して実現することが多いが、ディスプレイにチューナーが付いていれば、より簡単に実現できるのである。

 PCのディスプレイとして使う場合、最大解像度は1366×768ドットと、一般的なWXGAよりも横広な画面となる。ウインドウを横に並べて使うときなどに重宝する。最大輝度500カンデラ/平方メートル、コントラスト比550:1と、かなり明るく鮮やかな表示であり、動画の再生はかなりきれいだ。応答速度も十分速く、動きの早いプログレッシブ映像の再生でも、気になる残像などは確認できなかった。

 録画した映像の再生では、17〜19インチのPCディスプレイと比べても、その迫力はかなりのものだ。筆者は通常、ネットプレイヤーを利用して、家庭用TVで楽しんでいるのだが、このディスプレイならPC用といえども十分に鑑賞に堪えうると思えた。PCとTVをひとつにまとめたいと思っているユーザーには、最適な選択肢となるはずである。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月04日 更新
  1. OpenAIが「GPT-5.5」を発表/GeminiのチャットでWordやExcel、PDFファイルなどを生成可能に (2026年05月03日)
  2. バッテリー最大30日&64GBのストレージ! 究極のタフネスウォッチ「Amazfit T-Rex Ultra 2」は+3万円の価値があるか (2026年05月01日)
  3. 無刻印モデルが2万円! Amazon GWセールでPFUが「HHKB」シリーズを特別価格で放出中 (2026年05月02日)
  4. 大容量HDDは品薄前夜「見つけたら即買い」の危機? 連休狙い目の「MSI×AMD×Apacer」スペシャルパックを追う (2026年05月02日)
  5. Windows 11の不満解消へ Microsoftの最優先プロジェクト「Windows K2」とは何か (2026年04月28日)
  6. 静音性とカスタマイズ性を両立した有線メカニカルキーボード「Keychron C3 Pro」がセールで20%オフの7744円に (2026年04月30日)
  7. 4月30日発売の「Amazon Fire TV Stick HD(2026)」の特徴は? 購入時に注意すべきポイントをチェック! (2026年04月29日)
  8. コンパクトな高品質キーボード「ロジクール MX KEYS mini KX700GRd」が15%オフの1万3480円に (2026年04月30日)
  9. MicrosoftとOpenAIの「独占契約終了」が意味するもの──AI覇権を巡る両社のしたたかな戦略 (2026年05月01日)
  10. 手のひらサイズでAIが動く! 産業・ビジネスを支える最新「ミニPC」「GPUサーバ」展示レポート (2026年04月28日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年