IT戦士(♀)に始まり「大人買い」で終わる2004年ITmedia PCUPdate 2004 Access Top 10

» 2004年12月22日 19時30分 公開
[今藤弘一,ITmedia]

 ええ!もう終わりですか?と思うことが多い今日この頃。早いもので2004年も終わりに近づいて参りました。

 2004年の弊社的ビッグニュースは何と言ってもブランドチェンジ。ZDNetという慣れ親しんだ名前からITmediaに変わったのはそう、今年の1月8日からだった。当初は何だか、引っ越ししたての家で感じる居心地の悪さというか、「ソフトバンク・アイティメディアの…」という社名すら慣れなかったものだが、名称が変わってから、早いもので1年が過ぎ去ろうとしている。

 で、今年のランキングはというと、1位はやっぱり“水着”。別に狙ったわけではないのだが、新たに「デジカメ撮影術」連載を始めたのが夏前。で、夏ならやっぱりみんな海に行って写真撮るでしょ、という単純な発想だったのだが、拡大写真はやり過ぎでしたか? いえいえ。あくまでも“作例”の一環なんで、元画像が必要なんですよ、というのはいい訳。

 2位はといえば、PCパーツ系記事に新風を巻き起こした「大人買い」記事。ランキング8位も第2回目の記事だ。I記者の企画もさることながら、マジもんで大人買いに走れる柳谷氏の太っ腹にも脱帽だ。今日12月22日に最終回を迎えたが、このキーワード、来年もまた爆発するネタになるのか?

 そのほかを見てみると、低価格デジカメやCFのニュース記事がランクイン。ランキングには現れないが、デジカメ系のレビュー記事には注目が集まった印象がある。しかしそれも2004年前半まで。最近ではコンパクト系のデジカメ市場は飽和しつつあるせいか、来年は果たして目を引く記事になりうるんだろうか、という気がしなくもない。

 純粋?なPC系記事としては「VAIO第2章」をうたった、5月発表の夏モデル記事がランクインしている。先ほどのコンパクトデジカメ以上に飽和しきってしまった感のあるPC市場にしては、新コンセプトに基づくVAIOは、注目する読者が多かったということだろうか。

 そんなこんなで、PCUPdateとしては、昨年(2003年)クリスマスの「線メリ」記事でメーター振り切れ系記者として認知されたIT戦士(♀)のバレンタイン記事から始まり、大人買いがトリを飾った1年でした。皆さんはどういう年でしたか?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月10日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  3. M4チップ登場! 初代iPad Proの10倍、前世代比でも最大4倍速くなったApple Silicon (2024年05月08日)
  4. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  5. iPad向け「Final Cut Pro 2」「Logic Pro 2」登場 ライブマルチカム対応「Final Cut Camera」アプリは無料公開 (2024年05月08日)
  6. パナソニックがスマートTV「VIERA(ビエラ)」のFire OSモデルを6月21日から順次発売 Fire TVシリーズ譲りの操作性を実現 (2024年05月08日)
  7. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  8. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  9. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
  10. マウス、モバイルRyzenを搭載した小型デスクトップPC「mouse CA」シリーズを発売 (2024年05月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー