記者のメインマシンは自作PCなのだが、最近動作が不安定。どう直していいかわからないので2台目を探していた。サポートが充実したメーカー製PCに惹かれるものの、高い上に持ってるソフトや使わないソフトもいろいろと付いてくる。
ところが、ValueOneなら安いしNECのサポート付きだしソフトは最低限。条件にぴったりだ。使用感を試してみようとNECから試作機を借り、オフィスで使ってみることにした。
試したのは、上位モデル「MT400/1A」(オープン価格、実売7万台半ば)。CPUはCeleron D 335、メモリは256Mバイト、HDDは200Gバイト、DVDスーパーマルチドライブ搭載、OSはWindows XP Home Editionと、普段使いには十分のスペックだ。
マウスとキーボード、スピーカーを接続し、電源ケーブル、LANケーブル(別売り)、ディスプレイ(別売り)をつなげばあとは電源ONするだけ。気まぐれな自作機と違って、ちゃんと立ち上がるかどうか心配しなくていいのが有り難い。
早速お手並み拝見だ。せっかくの新しいPCで仕事するのもシャクなので、愛する及川光博(ミッチー)様のDVDを鑑賞することにした。勤務中だけど。
「超ロマンティック♪」――付属ステレオスピーカーから流れる美声。「素敵すぎる……ハァハァ……」。立ち上がってミッチーと一緒に踊り始める記者。周りの目なんか気にならない。恋は盲目……。
小一時間も踊り続け(社内で)さすがに疲れてしまったので一休み。他の機能をチェックしてみた。USB端子は前面に1つ、背面に4つ、計5つある。もちろんバスパワー対応。USBクリスマスツリー「線上のメリークリスマスIV」だってつなぎ放題だ。
ありったけの線メリをValueOneにつないでみたら、3月のオフィスが一挙にメリーな雰囲気に変身した。
コンパクトフラッシュやSDメモリーカードなどに対応したマルチカードスロットが前面についているので、デジカメ画像の取り込みも便利。自分が踊っている画像を取り込むとかなり恥ずかしいので、皆さんも是非試して欲しい。
ValueOneは拡張性も高い。5インチベイ×1、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×1、PCIスロット×2、メモリスロット×1が空いていて、あんなものやこんなものも載せ放題だ。
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