「秋葉原クロスフィールド」、本日オープン(2/2 ページ)

» 2005年03月31日 18時29分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
前のページへ 1|2       

そして、直近のアキバはどうなる

 なお、秋葉原クロスフィールドにおけるもう一つの拠点となるテナントオフィスビル「秋葉原UDX」は、約1年後の2006年3月にオープン予定としている。1〜4階をカフェ・レストラン街/ショウルーム/イベントスペースなどを配置する集客機能を、高層階を一般テナントオフィスフロアとする。

photo JR秋葉原駅電気街口を出るとこのような風景(左)、まだ建設中の秋葉原UDX。写真右下のあたりに両ビルを接続するデッキが造られる予定(右)。

 秋葉原ダイビルと秋葉原UDXは、JR秋葉原駅電気街口とデッキにて接続され、スムースな人の流れを作るよう設計される。また、2つのビル地下に、総計900台分の駐車場も完備する(本日オープンした秋葉原ダイビル地下には121台分設置)。

 アキバは駐車場が少なく、自動車で来る場合に不便が挙げられることもある(関連記事参照)が、本年9月オープン予定の「ヨドバシカメラ秋葉原店(仮名)」の地階にも駐車場が設置される予定であることも総じて、自動車での来街客増加も大幅に見込める。

photo 秋葉原再開発地区の模型。中心の線路がJR山手線、その右側地下に常磐新線秋葉原駅。線路向かって左側の大きなビルが秋葉原ダイビル(手前)、秋葉原UDX(奥)。線路向かって右側、カマボコ型のビルがヨドバシカメラ秋葉原店(仮名)となる「ヨドバシAKIBAビル(仮称)」
photo 秋葉原ダイビル5階のカンファレンスルームから臨む建設中の「ヨドバシAKIBAビル(仮称)」

 これら、人の流れをも当然想定し建設されている駅前再開発地区がすべて完成すれば、大幅な集客力が生じることはやや容易に想像はできる。ただしJR秋葉原(および地下鉄秋葉原、常磐新線秋葉原)駅前は、である。懸念されるのは、中央通りの向こう側、そして地下鉄末広町駅あたりまでの、いわゆるPCパーツショップが密集するエリアだ。

 オープニングセレモニーに出席していた秋葉原電気街振興会会長 小野一志氏はこの再開発地区を「電気街のランドマーク、あるいは先端技術のテーマパークとなる」と言う。もちろん秋葉原という街全体としてみるとその通りだと思うが、人の流れが駅前とそのごく周辺だけに留まるようだと、向こう側のエリアにあるPCパーツショップにとってはどのような結果となるのだろうか。

 あるPCパーツショップ店長氏はこの完成後の人の流れについて「アキバは街全体でマーケティングを行っています。人流入が増えれば比例してお客様も増え、マーケットが大幅に広がることでしょう。ただ、私らのいるまったく反対側となる線路向こう側の大型量販店(注:ヨドバシカメラ)の驚異は、オープンが近づくにつれひしひしと現実感が沸いてきています」と、少なからず危機感があることは間違いなく、より厳しい競争となることは容易に想像できそうだ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  3. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  4. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  5. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  6. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  7. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  8. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  9. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
  10. 「iPhone 17e」実機レビュー! 9万9800円で256GB&MagSafe対応 ベーシックモデルの魅力と割り切り (2026年03月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年