ナナオ、正確な色演算を実現するプロ用21.3インチ液晶ディスプレイ

» 2005年04月14日 19時05分 公開
[ITmedia]

 ナナオはこのほど、正確な色演算を実現する自社開発ICチップを内蔵し、ハードウェアキャリブレーションにも対応する21.3インチ液晶ディスプレイ「ColorEdge CG210」を発表、5月20日より発売する。価格はオープン。

photo ColorEdge CG210 セレーングレイの「CG210-GY」(縦画面状態)、およびブラックの「CG210-BK」(遮光フード装備状態/キャリブレーターは別売)を用意する

 ColorEdge CG210は、グラフィックス用途向けの高精度キャリブレーション機能を搭載した21.3インチ液晶ディスプレイ「EIZO ColorEdge CG21」の後継にあたるモデルで、パネルには斜視時でも色調変化の少ない低色度変位タイプの1600×1200ドット(UXGA)表示対応液晶パネルを採用する。最大輝度は250カンデラ/平方メートル、コントラスト比は550:1、応答速度は30ms、視野角は水平/垂直ともに170度となっている。

 パネル部を回転させる縦型表示にも対応、パネルを回転させるだけで、ハードウェア的に画像方向を自動で切り替える「ActiveRotation II」機能を搭載している。

 画像データを内部で14ビット処理し、正確な色演算を行う自社開発の画像制御チップを内蔵。また、生産時に1台毎にガンマ値の測定と調整が行われており、ばらつきの少ない滑らかな階調表現が可能ととなっている。

 10ビットルックアップテーブルを用いたハードウェアキャリブレーションに対応、専用のキャリブレーションソフト「ColorNavigator」を標準添付する。

 入力インタフェースはDVI×2(D-sub−DVI-Iケーブル×1、DVI-D−DVI-Iケーブル×1が付属)。本体サイズは472(幅)×208.5(奥行き)×459〜541(高さ)ミリ、重量は10.2キロ(スタンド部含む)。

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