レビュー
» 2005年04月20日 11時00分 公開

本体だけでレーベル印刷が行えるLightScribe対応ドライブ――「DW1625」を試す (2/3)

[吹田智章,ITmedia]

レーベル印刷には、専用メディアが必要

 なお、メディアラベル面の印刷にはLightScribe対応の専用メディアが必要だ。この専用メディアは三菱化学メディアなどから発売される予定となっており、アキバでは4月初旬よりHP製のLightScribe対応CD-Rメディアが一部ショップで発売された。価格は5枚入りパックで1500円ほど(2005年4月現在)、1枚単価が300円前後と現状ではやや高価なのが難点だ。

 LightScribe対応メディアの表面は、ダークゴールドといった色合いの特殊インクが塗布されており、内周には5ミリ幅の鏡面の円周部分に印刷時のトラッキングサーボ用のパターンが刻まれている。これにより印刷位置を制御している。

photo LightScribe対応メディア

 印刷時には当然ながら印刷する面を下に向けてトレーに乗せるわけだが、裏表を間違えたり、普通のCDを乗せた場合などには印刷できない旨が警告される。ただし、そのディスクがすでに印刷されたものであるかどうかの判別はできないようなので注意が必要だ。逆に印刷の行われていないエリアに文字を追記するといったことも行えるようになっている。

 印刷部分は、通常の表面よりさらに濃い色調で印刷される。今回、カラーで全面に写真を配し、さらに文字を入れた見本デザインを作成してみた

 印刷モードには「ドラフト」「通常」「高品位」と3種類用意され、その違いは印刷時間と印刷時の色の濃さの違いとなって表れる。「高品位」が一番くっきりと印刷され視認性が高いが、相対的に印刷時間はかかってしまう。生成したフルカラーデザインデータは、ほどよく綺麗なモノクロ印刷となって印刷される。

photo 元デザインデータ(左上)、高品位(右上)、通常(左下)、ドラフト(右下)。高品位モードではより濃く表現される

 ちなみに印刷時間は印刷面のデータ量そのものには依存しないようだ。文字だけのシンプルなものと写真入りのものも試したが印刷時間に大きな差はなかった。

 またPentium III/800MHzという非力なマシンでテストを行ったのだが、PCスペックの違いによる時間差も、印刷速度そのものとしてはそれほどないようだ。今後は、描画するデータなどにより最適化するなどの印刷高速化に期待したいところだ。

レーベル印刷時間
最高品質モード32分00秒
通常モード21分50秒
ドラフトモード17分24秒

DVDドライブとしての基本性能はやや劣る。それよりLightScribe対応製品増加に期待

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