台北世貿中心展覧大楼二楼でマザーボードとグラフィックスカードをチェック──Mac mini似ベアボーン付今週はCOMPUTEX TAIPEI 2005で四苦八苦した(2/3 ページ)

» 2005年06月01日 22時39分 公開
[長浜和也,ITmedia]

デュアルGPU搭載グラフィックスカードの展示が目立っていたが

 GPUの巨星「NVIDIA」「ATI」が、新しいGPUの発表をCOMPUTEX TAIPEI 2005にあわせて行わなかったため、パーツベンダーが展示するグラフィックスカードの内容は既存の製品がメインとなっている。

 このような状況で目立つのが「ファンレス」と「ビデオメモリ512Mバイト搭載」の流れ。ヒートパイプを組み込んだ巨大なヒートシンクユニットを実装したハイエンドGPUグラフィックスカードを多くのベンダーが展示している。

 また、一部の大手ベンダーで目立っていたのが「デュアルGPU搭載グラフィックスカード」だ。すでに発表済みのASUSとGIGA-BYTEに加えてMSIとLeadtekも製品を展示。すべてNVIDIAのGeForce 6シリーズのGPUを2個載せた仕様になっている。

 どのベンダーも「実際に出荷するのか」という問いに積極的な答えが返ってこない。「NVIDIAの次期GPU搭載カード」の動きを睨んでいるようで、デュアルコアGPU搭載カードは「一部のユーザーのために、数を抑えた限定出荷になるだろう」(ギガバイト)という線で一致している。

 ギガバイトのブースで動態デモを披露していた「GV-3D1-68GT」はGeForce 6800 GTを2つ載せたカード。ビデオメモリは256Mバイト×2という構成。ブースにはすでに出荷されているGeForce 6600 GT×2搭載カードも展示しているが、出荷が噂されていた「ノーマルGeForce 6600」×2搭載グラフィックスカード「GV-3D1-XL」は「出荷を中止した」(ギガバイト台湾本社プロダクトマネージャー ハンター・リー氏)とのこと。理由は「製品に問題があったわけでない」(リー氏)

「GV-3D1-68GT」はGeForce 6800 GTを2つ載せたカード。日本の出荷は未定。

 ASUSはCeBIT 2005でも展示していた巨大なGeForce 6800 Ultra×2搭載のデュアルGPUカード「EN6800ULTRA DUAL/2DT/512M」を展示。型名は「512M」だがビデオメモリの構成はDDR3/256Mバイト×2。ASUSスタッフによると、出荷は受注のみ可能。日本向け出荷の可能性については「さあ?」(ASUSスタッフ)

そのサイズで注目を集めたASUSのデュアルGPU搭載カードはCOMPUTEX TAIPEI 2005でも登場。実際に販売される可能性は限りなく低い

 MSIが展示するデュアルGPU搭載グラフィックスカードはGeForce 6800 Ultraを2つ搭載した超ハイエンドカード。POPの説明によると搭載するビデオメモリはDDR3/1Gバイト! 1つのGPUは512Mバイトのメモリを扱えることになる。クーラーユニットはヒートパイプを組み込んだ大型のものだが、さすがにファンレスにはできなかったようだ。

 また、MSIは従来マザーボードに実装していたパフォーマンスアクセラレーション機能「CoreCell」技術を改良した「CoreCell 3D」を展示。これはマザーボードだけでなく、グラフィックスカードのオーバークロック設定やハードウェアステータス監視を行えるようにしたもの。ただし、この機能を利用するには、グラフィックスカードのファームウェアが「CoreCell 3Dに」対応している必要がある。

GeForce 6800 Ultraを2つ搭載したMSIのデュアルGPUカード。製品名に「NX6800Ultra Dual GPU」と記されていたが、日本での出荷は未定
LeadtekでもGeForce 6600 GTを2つ搭載した「WinFast Duo PX6600 GT Extreme」が展示されてる。こちらは詳しい話が聞けなかったので、出荷に関しては明らかになっていない。ビデオメモリはDDR3/256Mバイト×2の構成

ベアボーンのキーワードは「Mac mini似」「Pentium M」「ニューデザイン」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月14日 更新
  1. スウェーデンのファンドが「価格.com」「食べログ」約5900億円でカカクコムを買収へ AI戦略を加速 (2026年05月13日)
  2. 待望のカラー版も選べて大型化! Amazonが「Kindle Scribe」2026年モデルを発表 Google Drive連携など機能も強化 (2026年05月12日)
  3. Googleが「Googlebook」をチラ見せ AndroidとChromeOSを“融合”した全く新しいノートPC 詳細は2026年後半に紹介 (2026年05月13日)
  4. 「MacBook Neo」は「イラスト制作」に使えるか? Appleが仕掛ける“価格の暴力”を考える (2026年05月12日)
  5. NVIDIA“一強”を突き崩すか AMDのAIソフトウェア「ROCm」と次世代GPU「Instinct MI400」がもたらす新たな選択肢 (2026年05月12日)
  6. ノートPCを4画面に拡張できる“変態”モバイルディスプレイ「ROADOM 14型 モバイルマルチディスプレイ X90M」が6万1560円に (2026年05月12日)
  7. 高騰続くパーツ市場、値札に衝撃を受ける人からDDR4使い回しでしのぐ自作erまで――連休中のアキバ動向 (2026年05月11日)
  8. 画面を持たない約12gの超軽量ウェルネストラッカー「Google Fitbit Air」 1万6800円で5月26日に発売 (2026年05月07日)
  9. 約2000円で購入できる「エレコム USB扇風機 FAN-U177BK」 (2026年05月12日)
  10. AIでギターやボーカルを消去! JBLの楽器練習向け次世代スピーカー「BandBox」が公開 クラファン価格は3万5200円から (2026年05月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年