“あの”USB扇風機、今年も登場──今度は自作キットもおバカUSBパーツ

» 2005年06月20日 11時30分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 イーレッツは6月20日、毎年恒例の登場となったUSB扇風機をバージョンアップさせた2005年度版となる「風光迷微2」を発表した。価格はオープンプライス、同社通販サイトでの価格は1575円(税込み)。

photo 2005年度版「風光迷微2」、価格は1575円。……カタチは変わってない

 風光迷微2はUSB接続にてバスパワー駆動が可能で、伸縮・角度調整が可能なロッド式収縮ボディを備える扇風機だ。曰く「夏しか使えないという扇風機の常識を打破」すべく、この“扇風機”ヘッドから、“ライト”ヘッドに交換することでUSBライトとすることもでき、年中使えるという利便性を兼ね備える。

 昨年の2004年モデルを愛したIT戦士(♀)は開口一番、「全然変わってない……ですよね。ふーん」。某TV番組出演を果たし、「客員教授」になってしまったIT戦士(♀)をそれだけでなびかせることはできない。

photo 添い寝

 そんな反応は承知だったのか、イーレッツの名物おやじことO氏。「馬鹿いうな。今回は去年の風光迷微より、なんと30%もモーター回転数をアップさせたんだよ」とのこと。昨年の6000rpmから8000rpmに強化させたモーターを搭載し、パワーアップしたのである。なお同社は1万2000rpmモーター版も試作したらしいが、轟音+その振動で足下おぼつかずという状況だったようで、この回転数に落ち着いた。

 「でもさ、これだけじゃ記事にならないでしょ。というわけで、ユーザー自身でチューンできる“風光迷微チューンアップキット”というのも用意したわけさ」(O氏)。

 ……なんとまぁ我々、そしてこんなような製品を好む読者のことをよく分かっていらっしゃるというか、はたまたよけいなお節介というべきか。

 風光迷微チューンアップキットは、標準8000rpmモーターからさらに回転数をアップさせた1万rpm版ハイパワーモーターを採用し、「ありきたりの羽では満足できない扇風機マニア」(そんなやついねーよ)のためにサイズアップした羽・オリジナル形状の羽を自作できる“羽自作シート”が付属する。価格は840円。

photo 風光迷微チューンアップキット

 羽は大きすぎてもそれほど風量には変化がないわりに、逆に抵抗が増えて電力消費量が増加したり、モーター寿命を縮めてしまうこともあるといい、“いい形状”を自作するのも結構難しいらしい。

photo 今年のはこんなふうにならなきゃいいですけど

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