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» 2005年08月25日 18時00分 公開

HDDを内蔵できる、“けっこう強力”な多機能PC冷却台──「どんなもん台」を試す週末アキバPick UP!レビュー(2/2 ページ)

[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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けっこう冷える──6度以上の冷却効果

 普段筆者が使っている、10.4インチ液晶搭載のB5ノートであるソニー「VAIO SR」で、冷却効果を調べてみた。やや古く、とりわけ熱いというモデルでもないが、ご容赦いただきたい。

photo どんなもん台をVAIO SRで使うとこのような感じ。傾斜が付くが、PC本体がズリ落ちないよう“かえし”が付いている

 測定は、本体背面のHDD、CPU直下に簡易温度センサーと貼り付け、MPEG-2動画を10分間連続再生した時点での温度を測定した。結果は以下の通り。

HDD直下(設置前との差)CPU直下(設置前との差)
設置なし39.9度45.3度
「どんなもん台」設置35.0度(-4.9度)38.8度(-6.5度)

 双方でけっこう効果が確認できた。中央に設置されるファンはかなり強力なようで、温度センサーを貼ったままPCを乗せてみたら、即数値が低下しはじめるほどだった。

けっこう便利──2.5インチHDDが内蔵できる機能

 今回テストに使用したVAIO SRはUSBが1つしかなく、メモリカードもメモリースティックスロットのみを搭載するモデルである。どんなもん台の導入により、USBポートの増加、かつUSBを埋めてしまいがちなメモリカードリーダーも一緒に増設、という感じとなった。もちろん適当なUSBハブ+USB接続タイプのメモリカードリーダーを購入すればおそらくは安価にすむことだろうが、この一体感にはかなり満足だ。

 さらには2.5インチHDDが搭載できるのも非常に便利だ。2.5インチ外付けHDDケース機能も備えているわけである。9.5ミリ厚以下の2.5インチATA HDDを搭載できる。

photo 背面のトレーを引き出して、2.5インチHDDを装着する。ねじ止めしたり、ケーブル接続するといった手間がないので、着脱はいたって簡単

 さてこのどんなもん台、メインどころである冷却性能とHDDケース機能はやはり便利である。ただ、USBポート数は少ない。最近のノートPCであれば最低でも2、3ポートほど搭載されているものが多く、そこから1基だけ増えてもあまりありがたみがない。また、メモリカードリーダーも最近のPCのトレンドから、標準で搭載されるものが多く、新しいモデルほどメリットを活かせないかもしれない。

 筆者はこのVAIO SRを常時持ち歩き、自室ではサブマシンとして活用している。そのときには、“ながら”音楽再生や適当なWebチェック用マシンとなるわけで、モバイル時の仕事中には膨大な音楽データすべては必要ない。自室ではこの外付けHDDに、音楽データやふとしたときに定期的に仕事用データをバックアップするという活用方法が構築でき、かなり重宝している。

 1スピンドルノートユーザーの筆者からすると、メモリカードリーダーはいらないので、スリムタイプの光学ドライブが搭載できる機能が付くと(ちょっとサイズが大きくなるかもしれないが)よりうれしいのであるが、いかがだろうか。

 もちろん本来の機能である冷却機能で考えると、17インチワイド液晶搭載モデルまで対応するというその本体幅から、15インチ以上の液晶ディスプレイを搭載するA4/デスクトップ据え置き型モデルを使うユーザーにはより恩恵が得られそうである。とくにノートPCで3Dゲームを楽しむユーザーは、発熱する量が多い、高スペックのCPUしかりハードウェアエンコーダTVチューナー搭載モデル(録画中のHDD含む)であったりするだろうと思われるからである。

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