5分で分かった気になる、9月のアキバ事情2005年9月(2/4 ページ)

» 2005年10月03日 09時25分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

内蔵ドライブ外付け化ケーブル、種類増+価格減で結構人気に

 6月の傾向として取り上げた、HDDを手軽にUSB外付け化できるHDD外付けケース製品に加え(関連記事参照)、9月になってそこそこ売れているというのが、内蔵用ドライブを、そのままむき出しでUSB化できるIDE−USB変換アダプタ製品である。

 この手の製品の先駆けといえるエバーグリーン「DN-IDE3525」(レビュー参照)のほかに、9月初旬にエアリア「Groovy UD-303SM」などが登場し、ほかに同様の機能を持つより安価傾向のある海外メーカー製品も出回った。

 基本的機能の違いはほとんどなく、ヘッドのデザインがわずかに異なる程度。先駆けの「DN-IDE3525」が3000円弱であるのに対し、価格も2000円弱でほぼ横並びだ。

photo エアリア「三刀流男組 SD-IU2-A1」
photo タイムリー「Groovy UD-303SM」

 これらを入荷したフェイス秋葉原本店は「三刀流男組の初回入荷ぶんが売り切れた頃、ちょうどGroovy UD-303SMが入荷されるといったような感じで、タイミングよく売り切れによりユーザーの購買チャンスを逃すことがなかったのがよかったです。現在もどちらもなかり人気を集めています。9月だけで考えれば外付けケースを軽くしのぐペースです売れましたかね」と、9月にヒットした特徴的な製品群の1つだと述べる。

 これらキットにはIDE−USB変換ケーブルのほか、4ピン電源コネクタ付きのACアダプタもセットになっていることから、電源容量が少ないスリム・キューブ型ベアボーンキット向けとしての利用も想定できるといったメリットもある。この価格帯でSerial ATAドライブにも対応する4in1タイプなども登場してくるとよりヒットしそうである。

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