“お守り”メモリ発売御利益あり

» 2005年10月18日 12時00分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 ソリッドアライアンスは10月17日、USBメモリ付きお守り「遊恵寿比守(ゆうえすびいまもり)」を発表、同日より予約受け付けを開始した。ラインアップは512Mバイトと1Gバイトの2モデル、同社通販サイト「SolidAlliance-Store」での価格は512Mバイトモデルが1万1780円、1Gバイトモデルが2万780円(税込み)、27日より出荷が開始される。

photo 「遊恵寿比守(ゆうえすびいまもり)」。512Mバイトと1Gバイトの2モデルがある

 “遊恵寿比守”は、Pretec Electronics製の高速USBメモリ「i-Disk II 166X」と、「USB Mamory」なる刺しゅうが施されるお守り袋、桐箱が付属する「日本の文化でありファッションの一部となりえる」(同社)セット。

 同社はメモリとまもり……“たんなるシャレ”ではない、とのたまう。その理由として、

・i-Disk II 166Xに付属するユーティリティソフトにより、データ漏えいを防ぐ手段になる

──i-Disk II 166Xには、メール送受信ソフト「FlashMail」、USBメモリをPCロックキーにできるユーティリティ「MobileLock」、ファイル自動圧縮/暗号化ソフト「SecretZip」が内蔵されている。

・日本人の心の根底には、お守りに対する敬意と畏れがある(と思われる)

──お守りを紛失することに“畏れ”があり、一種の罪悪感的なものを感じる傾向がある。そのため単体で持ち運ぶより、お守り袋に入れたときの方が紛失しないようとくに注意を払う(と思われる)。

・万が一紛失しても、中身を見られる可能性が少ない(と思われる)

──お守りの中身を見ることはよしとされていない。万が一紛失してもそのまま交番に届けられ、データ漏えいも防げる(と思われる)。

・お守り袋そのものが、日本の文化でありファッションの一部だから

──お守り。そこには日本人の琴線に触れる何かがあり、機密情報の漏洩を防ぐ(と思われる)。

 などを挙げ、非常に深い意味が込められているという。

photo お守り袋には刺しゅうで「USB Mamory」とある。同社曰く「海外の方へのみやげものにも最適で、その場合はこれがスペルミスではないことを説明しなければならない。そのため英会話の練習になり英語も上達する」のだと。ふーん

 なお、この遊恵寿比守の“袋”のみ、通販サイト「ネットプライス」にて18日13時より先行販売も開始される。価格は2980円。

ソリッドアライアンス社長&専務のブログ開始

数々なおバカ製品の開発秘話、裏話などが語られる(かもしれない)、ソリッドアライアンス社長&専務のブログ「ソリッドアライアンスはかく語りき」好評展開中。ぶっとびぶりはまだまだのようですが、結構“語って”ます。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー