冬ボーナスで狙いたい、2005年秋冬版“コンパクトデジカメ”購入のポイント+D Shopping バイヤーズガイド(1/5 ページ)

» 2005年11月17日 11時11分 公開
[池紀彦&編集部,ITmedia]

 秋の行楽シーズンはそろそろ終盤ですが、年末年始もクリスマスパーティや帰省旅行など出かける機会が増えますし、会社員のみなさまはそろそろ冬ボーナスの時期ともなってきます。

 そこで今回は、「ポケットに簡単に入れて持ち運べるコンパクトサイズの製品」というテーマにて、冬ボーナスで狙いたい2005年秋冬発売の最新デジタルカメラを探してみることにしましょう。

画素数と撮像素子

 2005年秋冬のコンパクトデジカメは、本体サイズは当然小さいながらも、1/2.5インチサイズの600万画素ほどともなる高画素CCD搭載の製品が主流になっています。

 撮像素子はレンズから入ってきた光を受けるデジカメにおける重要部分なので、大きい方が有利である傾向はあります(高倍率ズームレンズを搭載するようなモデルでは1/1.8インチなど、やや大きい撮像素子を搭載するモデルもあります)。しかし今回の狙いはコンパクトサイズの製品です。そのためレンズのサイズや本体サイズとのバランスもとくに重要で、一概に大きければいいわけでもないともいえます。

レンズ(ズーム倍率、明るさなど)

 2005年秋冬のコンパクトデジカメ搭載のズームレンズは、数年前と変わらず光学3倍のものが主流です。光学12倍など高倍率レンズを搭載する場合は、レンズ部分が出っ張っていたりと本体サイズ(とくに奥行き)が大きくなる傾向にあるため、“ポケットに入るほど”という条件の製品を探す場合は、この辺りが限界かもしれません。もちろんほとんどの製品で3〜4倍のデジタルズームを備えることも多いので、これを併用すれば9〜12倍まで倍率を上げることができます。中には記録画素数を下げることでさらに高倍率の電子ズームが利用できる製品もあります。

動画機能

 現モデルの動画撮影機能は、640×480ピクセルの高解像度撮影が可能となっているものが主流です。この解像度なら家庭用の大型テレビで見てもかなり快適に動画が楽しめます。旅行時や帰省時などには家族みんなを写すようなスナップショット用途が多いと思われますが、この動画撮影機能が充実しているモデルはさらに撮影用途を広げる使い方ができそうです。

 なお、動画撮影も存分に活用したいというユーザーは解像度だけでなくフレームレート性能もチェックしておきましょう。フレームレートが低い動画は、映像がカクカクしてしまうように見えるため、テレビなどで見るとさらに動きの荒さが目立ってしまうことになります。そのため、一般的なテレビと同等の30fpsのフレームレートで撮影できるモデルを選んでおきたいところです。また、撮影する映像のビットレートを変更できる製品もあるので、さらに画質にこだわるユーザーならこの部分もチェックしておくとよいでしょう。

 ちなみに動画フォーマットはメーカーによって異なります。主なところではMPEG-1、DivX準拠のMPEG-4、ISO準拠のMPEG-4、Motion JPEGなどがあります。後にPC上で編集したり、DVD-Video/Video CD化したいといった使い方をするのであれば、対応するビデオ編集ソフトや使い勝手のバランスから、MPEG-1かISO準拠のMPEG-4フォーマットがくせも少なく使いやすい傾向があります。

液晶モニター

 デジカメの背面に備える液晶モニターは、撮影した写真の表示に欠かせないものです。そのため現モデルでは2インチサイズ以上とやや大型のものを採用するモデルが主流となっており、中には3インチサイズのモニターを備えるものもあります。よくある携帯電話の液晶が2.5インチほどですから、だいたいの大きさも想像できるでしょうか。

 画素数など液晶パネルそのもののスペックにより、太陽下などでの見やすさなどに違いはありますが、家族や友人たちと撮影した写真を観て楽しむなら、なるべく大きい方が喜ばれるし便利といえるでしょう。

記録メディア

 すでに記録メディアを所有しているユーザーであれば、所持しているメディアに合わせて製品の選択を行うことも多かったと思います。ただし数年前の主流だったCFを採用する製品は、コンパクトモデルにおいてはほとんど新製品がありません。

 では新しく購入するならどのメディアがいいのでしょう。

 現在のコンパクトデジカメ製品で採用されるものとしては、SDメモリカード採用のモデルが多い傾向です。SDメモリカードは、多くのメーカーから製品が発売されていることで価格もこなれているというメリットもあります。たとえばITmedia +D Shoppingで現在の販売価格を調べてみると、5000円前後から1Gバイトモデルが、安心感のある国産製512Mバイトモデルも同価格程度で購入が可能です。

 xDピクチャーカードはそのコンパクトがメリットの1つですが、富士写真フイルムとオリンパス製品しか採用していないのがややデメリットといえるかもしれません。価格は512Mバイトモデルで7000円〜8000円ほどとなっています。

 メモリースティックはソニー製デジカメに採用されています。メディア価格もSDメモリカードに次ぐ安さとなっている傾向で、512Mバイトモデルが5000円前後、1Gバイトモデルが7000円前後となっています。なお、より小さいメモリースティックDuoを導入することで、デジカメにはメモリースティックアダプタを使用し、「PSP」でもそれを共有するといった、デジカメ用途以外にも活用できるメリットもあります。

 とくに動画撮影も存分に活用したいユーザーであれば、その分撮影のための容量も多く必要です。今回新たに購入するのであれば、1Gバイトほどのメモリカードを購入しておくとこの先も安心といえそうです。

手ブレ補正機能

 部屋の中あるいは望遠の撮影時にとくに効果を発揮する「手ブレ補正機能」、最近では必須の機能として搭載するモデルも多くなってきました。

 コンパクトデジカメは本体サイズも小さく軽量である反面、液晶パネルを見ながら、腕だけで保持し撮影するというスタイルであるため、手ブレが起こりやすいのです。手ブレ補正機能の有無は2005年秋冬のコンパクトデジカメ製品における大きなチェックポイントの1つといえます。

 ちなみに物理的な手ブレ補正機能そのものではありませんが、オートモードやモード切り替えにより、撮影時にISO感度を高めてシャッター速度を上げ、結果的に手ブレをおさえられる機能は多くのモデルに搭載されています。

カラーバリエーションやオプションの豊富さもチェック

 やはり最も注目すべきは、手ブレ補正機能の有無となりそうです。手ブレ補正機能は一度試し、その便利さ・有効さを知ってしまうと、とくにコンパクトデジカメユーザーにとってはその使い方ががらっと変わるほど有効な機能です。

 また今回取り上げるモデルを見ていると、カラーバリエーションの豊富さも特徴とする製品がかなり多くなっています。自分の好みの色が選べるのはうれしいところですし、このことは所有満足度もかなり高めてくれることと思われます。

 また、より有効に活用したいというユーザーにとっては、オプションパーツの豊富さもポイントの1つになることでしょう。いずれのメーカーも、純正カメラケースやオプションバッテリー、スペア充電器といったものは用意されていますが、中には水中撮影も可能とする防水ケースなども用意するメーカーもあります。活用範囲や使用シチュエーションも想定し、製品選びをしておきたいところです。

 では、次のページからのスペック比較カタログでこれらのポイントを比較しながら、好みのモデルを探してみましょう。

2005年秋冬:コンパクトデジカメカタログ

       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月14日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. 新品は絶滅、中古は高騰──「令和にMDを聞きたい」と願った筆者が、理想の再生環境を整えるまでの一部始終 (2026年03月13日)
  3. M5 Max搭載「14インチMacBook Pro」がワークステーションを過去にする 80万円超の“最強”モバイル AI PCを試す (2026年03月13日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  6. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  7. ワコム上位機に肉薄? 10万円で18.4型4K! 高コスパ液タブ「GAOMON Pro 19」の長所と弱点 (2026年03月13日)
  8. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  9. 高音質・良好な装着感・バッテリー交換式――JBLのフラッグシップ「Quantum 950 WIRELESS」は妥協なきヘッドセットか (2026年03月12日)
  10. JBL、高機能ノイズキャンセリング機能を備えたワイヤレスヘッドフォン「JBL Live 780NC」「JBL Live 680NC」発表 (2026年03月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年