ラトックシステムは11月22日、都内同社ショールームにて2005年冬期の新製品発表会を開催、Serial ATA対応リムーバルケースやeSATA系ケースのラインアップ拡充を図り、製品を投入していく。
今回展示されていた製品ジャンルは、最大3Gbpsでの転送を可能とする外付けSerial ATA規格「eSATA」製品、Serial ATA HDDを内蔵可能な外付けケースとRAID対応のデュアルHDDケース、Serial ATA HDD対応リムーバルケース、RAID対応デュアルリムーバルケース、eSATAマルチプライヤ内蔵の5基HDD搭載可能なリムーバルケース、RAID対応で4基Serial ATA HDDの搭載が可能なNASキットの6種類。
eSATA系製品は、PCI Express x1タイプの「REX-PE30S」、PCカードタイプの「REX-CB15S」、そしてExpressCard/34タイプの「REX-EX30S」を投入する。
REX-PE30Sは、外部eSATAポートを1基、内部にSerial ATAポートを1基搭載するPCI Express/最大3Gbps転送対応の内蔵カード。デバイスのホットプラグに対応するオリジナルツールが添付する。価格は5300円。
REX-CB15Sは、ノートPCにて使用可能なCardBusタイプの1.5Gbps転送対応のモデルで、eSATAポートを2基搭載する。価格は5300円。
REX-EX30Sは、2006年2月中旬から3月初旬発売予定となるExpressCard/34タイプのモデル。3Gbps転送対応でeSATAポートを1基搭載する。価格は現在まだ未定ながら、7000円前後での投入が予定されている。
Serial ATA HDD対応のリムーバルケース系製品は、同社リムーバルケースの最上位モデルと位置づける「SA-RC1A-LG」(アルミ・ライトグレーカラー)と「SA-RC1A-BK」(アルミ・ブラックカラー)の2モデルが投入される。
SA-RC1Aシリーズはアルミ素材のボディを採用し、HDDのコントローラチップに貼り付けることで、熱をそのボディに伝導させるという、沖電気製「まず貼る一番」という高品位熱伝導シートが標準で添付し、冷却効率を上げるためファンを2基搭載(従来モデルは1基)する。
なお、従来モデルとの互換性も確保され、同機のアルミフレームと従来モデルのABSトレー、従来モデルのABSフレームと同機のアルミトレーと組み合わせることも可能となっている。なおアルミボディを採用するIDEモデル「IDE-MDK1ALG」(アルミ・ライトグレーカラー)、IDE-MDK1ABK」(アルミ・ブラックカラー)も同時発売される。
価格はSA-RC1Aシリーズが7400円、IDE-MDK1シリーズが6300円。
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