Serial ATA HDDを内蔵可能な外付けケース製品は、1ドライブ収納が可能なeSATAケース「RC-SAES」、USB2.0ケース「RC-SAU2」などが投入される。
RC-SAESは、アルミ製ボディに本体前面にパンチング加工がなされたパネルを採用するSerial ATA II対応(最大3Gbps転送・NCQ・ホットプラグ対応)のeSATA外付けケース。ブラケット付きの内部Serial ATA−eSATA変換ケーブルが付属する。
従来のUSB2.0やIEEE1394接続による外付けケースと比較し、実測値で約2倍弱(実測57.43Mバイト/秒)、内部Serial ATA接続と同等のパフォーマンスを実現する(同社)といったメリットが挙げられる。
価格は9500円、12月中旬より発売が開始される。
2基のSerial ATA HDD搭載が可能なデュアルHDDケース製品は、eSATAタイプの「RC-SAESR2」、USB2.0タイプの「RC-SAU2R2」、IEEE1394b(FireWire800)タイプの「RC-SAF8R2」の3モデルが投入される。
同シリーズの特徴はHDDを2基搭載できることにより、JBODやRAID-0/1といった機能を使用できることが挙げられる。同社計測値では、RAID-0動作時で120Mバイト/秒を越えるパフォーマンスを発揮するという。
発売時期や価格は現在未定。2006年2月から3月の発売が予定され、1ドライブタイプ「RC-SAES」シリーズの2倍は行かない価格にて投入したいとしている。
上記「RC-SAESR2」のリムーバブルタイプとなるのが、eSATAタイプの「RC-SA**R2-R」シリーズとなる。eSATA(RC-SAESR2-R)、USB2.0(RC-SAU2R2-R)、IEEE1394b(RC-SAF8R2-R)の3タイプがラインアップされる。
同じくRAIDをサポート(RC-SAESR2-RのみRAID-0/1両サポート)し、ディスク交換を容易とするリムーバルケースが採用される。
最大5基のSerial ATA HDD収納できるeSATA ポートマルチプライヤタイプのHDDケースが「RC-SAESR5」。ポートマルチプライヤ内蔵により、1本のeSATAポートで最大5基のHDDを認識可能とする。最大転送速度3GbpsのSerial ATA II準拠にて、ホットプラグ対応のリムーバルケースタイプとなっている。
発売時期や価格は現在未定。2006年3月頃の投入が予定され、価格は7万から8万円以下としたいとしている。
そして、最大4基のSerial ATA HDD設置が可能なNASキットが「RC-SAR4-NAS」。32ビット RISCネットワークプロセッサやギガビットLANを搭載し、RAID-0/1/5をサポートする。
搭載USBポート接続によるUSBプリンタ共有機能やUPS徒の連動機能、CIFS、NFS、AFP、FTP、HTTP、HTTPSといった各種共有プロトコルに標準で対応する。
こちらも発売時期や価格は未定。同じく2006年3月頃投入で、価格は20万円以下と予定されている。
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