ここ最近、ユーザーがグラフィックスカードに寄せる関心は高まっている。「ゲームユーザーの割合が増えているのと、安価で高性能な製品が次々に登場したのが大きいですね」(T-ZONE.PC DIY SHOP)と話すショップも多い。
2005年秋口からフルラインアップを順調に供給していたNVIDIAに続き、12月にはATIのグラフィックスカードも多数登場。“CrossFire Edition”のRADEON X1800/1600シリーズを除けば、ほぼフルラインアップが各ショップに並んだ。GPUの生産量が安定したこともあり、オーバークロック仕様やGPUクーラーにこだわったモデルが多数リリースされている。
12月第4週に登場したPowerColor製RADEON X1800XT搭載カード「X1800XT OC」(左)。コアクロックが680MHz、メモリクロックが1.60GHzにクロックアップされている。価格は8万円から9万円。12月第2週に登場したXIAi製RADEON X1600XTカード「XIAiX1600XT-DV256 DDRIII」(右)。以前から店頭に並んでいた「XIAiX1600XT-DV256」から、メモリをグレードアップしている。価格は2万6000円から8000円
左側が「XIAiX1600XT-DV256 DDRIII」のスペックシート。右側は「XIAiX1600XT-DV256」。メモリがDDR IIIに変更され、メモリクロックが800HMzから1.38GHzへ大幅に引き上げられている
静音性と冷却性に定評のあるHISのIceQテクノロジーを採用した「X1600 Pro IceQ 256MB DDR2 PCIe」。12月第3週に登場し、価格は1万9000円前後
また、NVIDIAの最上位シリーズGeForce 7800系を搭載した製品にも特徴的なクーラーを搭載したモデルが目立った。
12月第3週に登場して注目を集めたGeForce 7800GT搭載のギガバイト「GV-NX78T256D-ZK」(左)。ザルマン製の扇形クーラーを標準で搭載する。価格は4万円から4万5000円。arctic-cooling製のクーラーを採用したASUSのGeForce 7800GTX製品「EN7800GTX/2DHTV/256M/OSP」(右)。価格は6万円から6万6000円
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