InterVideoとUlead、PC向けBD/HD DVDソリューションを公開2006 International CES

» 2006年01月06日 19時23分 公開
[ITmedia]

 InterVideoとUleadはCES会場にて、BD(InterVideo&Ulead)およびHD DVDオーサリング(Ulead)に対応するHD映像オーサリング・記録・ナビゲーション・再生ソリューションを公開した。

 Uleadとして出展されたのはコンシューマ向けオーサリングソフト「Ulead DVD Movie Factory(日本市場向け製品名:DVD Movie Writer)」の次世代バージョンとなるもの。ソニー「HDR-HC1」などのHDVカムコーダから、HD動画コンテンツをフル解像度のままリアルタイムでBlu-rayディスクに記録できる機能、ほか編集作業用としてHDDへの取り込み、コピーコントロールされていないプログラムストリームやフル解像度で録画されたHDTVのトランスポートストリームなどを利用できる機能やDVR-MSフォーマットで記録されたHD動画コンテンツの取り扱いに対応する。ディスクはBDAV形式で記録され、約2時間分のフルクオリティHDV動画を録画した一層BD-REか、BD-Rメディアに記録が行える。

 HD DVDについても、HDVカムコーダなどで記録したHD映像、PC内に保存してあるHDV動画、キャプチャ映像、非コピープロテクトのDVDコンテンツなどにおける編集や結合作業のほか、HD動画編集時も精密な編集が行えるマルチトリムエディターにて作業が可能。完成したHDプロジェクトはHD DVDタイプ1およびBlu-rayディスクHDMVフォーマット双方にて出力が行えるとしている。

 InterVideoのBD関連製品として公開されたのは「InterVideo WinDVD BD」。Blu-rayフォーマット用操作と再生機能を備えたソフトウェアとして、BDにおけるビデオフォーマットであるBDAVのほか、字幕や再生モード、映像角度の選択、コンテンツアップデートのためのダイレクトインターネット接続機能が備わるBDMV映画ソフト再生にも対応する。ほか、HDV画質のコンテンツをダイレクトにBD-REへの書き込みが行える統合メディア管理ソフト「MediaOne Gallery」などの投入も予定される。

 なお、国内向け製品投入時期および価格などについては現在まだ未定。ドライブメーカーによる次世代ドライブ投入時期に合わせて発表したいとしている。

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