ど派手系“光りモノ”パーツが最近需要増傾向──昨今のアキバブームの影響か週末アキバPick UP!:(3/4 ページ)

» 2006年01月21日 00時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「現実的な売れ筋ライン」とショップ期待。65ナノプロセスの新Pentium 4

 今週、製造プロセスが従来の90から65ナノになった新Pentium 4がアキバ各ショップに入荷された。木曜日に登場したのはPentium 4 631と同641、同651。価格は順に2万5000円前後と3万円強、3万8000円前後。そして金曜日にはシリーズ最上位のPentium 4 661の発売が開始された。価格は5万2000円前後。在庫はそれぞれ少数とのこと。

photo 左から「Pentium 4 631」「同641」「同651」「同661」

 新Pentium 4は、FSB 800MHzで動作し、2Mバイトの2次キャッシュを搭載する。モデルナンバー下1桁が「0」のモデルと同クロックで、Pentium 4 631から順に3GHz、3.20GHz、3.40GHz、3.60GHzとなる。従来モデルとの価格差はそれぞれ500円程度。

 入荷したクレバリー1号店は「いまやPentium 4はミドルレンジのためハイエンドモデルと比べるとあまり目立ちません。しかし価格を抑えつつも、そこそこ高性能なマシンが組めるということで登場時から結構売れている印象です。ライバルはAthlon 64になろうかと思いますが、2次キャッシュ容量の差でPentium 4を選ぶユーザーも多いですね」と話す。

製品インテル「Pentium 4 631」
入荷ショップ
クレバリー1号店 2万3598円
BLESS秋葉原本店 2万3590円

製品インテル「Pentium 4 641」
入荷ショップ
クレバリー1号店 2万8323円
BLESS秋葉原本店 2万8590円

製品インテル「Pentium 4 651」
入荷ショップ
クレバリー1号店 3万5673円
BLESS秋葉原本店 3万5590円

製品インテル「Pentium 4 661」
入荷ショップ
クレバリー1号店 5万1423円
BLESS秋葉原本店 5万2590円

 なお、先日紹介した、FSB1066MHz/動作クロック3.46GHzの「Pentium Extreme Edition 955」は、当初の予定通り16日に販売が始まった。デュアルコアでHTに対応しているので、仮想的に4個のCPUにて稼働することができる。価格は12万5000円前後と高価だが、やはり最強クラス。意外と売れているのだという。

 パソコンショップ・アークは「インテルの次世代CPUはブランド名が変わる可能性が高いと読んでいます。最後の“Pentium”ということで、ある種の感慨みたいなものが人気を支えているのでしょうか」と語る。

photo インテル「Pentium Extreme Edition 955」
製品インテル「Pentium Extreme Edition 955」
入荷ショップ
パソコンショップ・アーク 12万9900円(売り切れ)
クレバリー1号店 13万1218円
BLESS秋葉原本店 13万9500円
ドスパラ秋葉原本店 13万9800円

中古・ジャンクショップで人気のCPU「Pentium 4/3.06GHz」

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