国内PC市場、個人はプラス転換──ガートナー調査

» 2006年02月02日 15時54分 公開
[ITmedia]

 ガートナージャパンのデータクエスト部門がまとめた2005年の国内PC市場速報によると、メーカーによる総出荷台数は前年比7.4%増の1415万台だった。中小企業市場の好調と個人市場の回復に支えられ、3年連続のプラス成長になった。ただ、製品価格の下落から全体の出荷金額は約2%減となった。

 法人市場は前年比5.7%増。中小企業市場が2けた成長となった一方、買い換え需要一巡後の大企業市場は微増にとどまった。教育市場は前年比横ばいのゼロ成長となり、学校へのPC普及を目指すe-Japan戦略とのかい離が浮き彫りになった。

 個人市場は同9.7%増となり、4年連続のマイナス成長からプラスに転じた。「1人に1台」の傾向を、個人消費の回復やPCの価格低下が後押しした。

 構成比ではデスクトップ49.0%に対しノートが51.0%。ノートPCは個人市場では2けたの伸びだった。

 メーカー別シェアはNEC(20.6%)、富士通(17.5%)、デル(11.4%)、東芝(9.2%)、ソニー(6.2%)、その他(35.0%)の順。1〜4位までは前年と同じだが、レノボのシェア減でソニーが1ランクアップした。

 NECは法人・個人でそれぞれ好調。富士通は法人は横ばい、個人は若干の減。デルは上位陣の中でも高成長を維持し、弱点だったノートの出荷が拡大しつつあるという。東芝は法人・個人で市場平均以上の成長。ソニーは前年の出荷台数にわずかに届かなかった。

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