プライベートルームにぴったりの、こだわり“液晶一体型”──日立「Prius One AW33P」レビュー(2/4 ページ)

» 2006年02月07日 15時51分 公開
[寺崎基生,ITmedia]

プライベートTV/レコーダー用途に向く、TV関連機能

 Prius One AW33Pのメイン機能となると、やはりTV機能である。

 AW33Pが搭載する17インチ液晶ディスプレイは、コントラスト比 600:1、1280×1024ドット表示(SXGA)対応のパネルを採用し、単体でも十分にハイクオリティな映像を提供してくれる。さらに、液晶画面の前にラスターパネルなる日立独自のパネルが装着されている。

 このラスターパネル、一見普通のアクリル板のように見えるのだが、実際に装着すると映像にツヤが出て、質感がレベルアップするように見える。このパネルはマグネットで固定されているだけなので、PCとして利用する場合に映り込みが気になるときはパネルを取り外して使用することもできる。たとえばTV・DVD・映像視聴時はパネルを付けてグレア(光沢)状態に、PC使用時は取り外してノングレア状態に、と用途に合わせて使い分けられる。

photo ラスターパネルは四隅のマグネットで固定されているだけなので、手軽に付けたり外したりできる

 TVチューナーカードは、ピクセラ製「PIX-CTV100PW」。CONEXANT製CX23416を搭載したハードウェアエンコードモデルである。なお、上位機種となる20インチワイド液晶一体型のAW35P(実売価格:20万円前後)にはゴーストリダクションや3次元Y/C分離回路などの高画質化機能も備わり、最上位のAW37P(実売価格:26万円前後)には加えて、地上デジタル放送チューナーも搭載される。

 AW33Pには、よくある高画質化機能が搭載されていない(「くっきりシャープ ソフトウェアフィルター」という画像をくっきり表示させるためのフィルタのみ実装)のは残念なところだが、たとえば筆者が住むマンションのようにケーブルTVを導入しているのところもあるだろうから、必ずしもゴーストリダクションなどを必要としない場合もある。また、受信状態がいい場所で使用するのなら問題はないかもしれない。

 TV視聴・録画は、前モデルでも搭載されていた「PriusNavistation4」にて行う。トップメニューでは、いろいろなタイプ別コンテンツが3Dイメージで飛んでくるおもしろいインタフェースを採用している。

photo トップメニューでは、いろいろなコンテンツが3D表示で飛んでくる。オンエア番組表示では、各チャンネルの番組がサムネイル表示になる
photo 起動時に開くのは、このようなテレビ視聴画面と番組表が同時に表示される操作画面だ。見やすい番組表のデザインで、録画予約は目的の番組をクリックするだけ。マウスのホイール操作に対応してないのが残念なところ

 標準画面では、視聴中の画面下半分に番組表や予約一覧、そして録画した番組リストなどが表示できる。番組検索やおまかせ自動録画機能も搭載され、家庭用DVD/HDDレコーダー代わりに手軽に使うことができる。

photo 自動録画設定では、ジャンルを選んでからキーワードをプラスして絞り込みを行う。条件を設定すると、予約リストに条件に合致した番組が登録される

 TV視聴時には「拡大表示」や「ミニ画面」「全画面」などのモードを選択することができる。インターネットやメールをやりながらTVを“ながら”観するような場合は、ミニ画面を選ぶとよい。

次ページ:休止やサスペンドからの復帰だけではなく、電源オフからの起動予約録画にも対応

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