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» 2006年02月21日 10時00分 公開

CrossFire構成も可能な“フラッグシップ”デスクトップ──エプソンダイレクト「Endeavor Pro3500」 (1/3)

エプソンダイレクトのデスクトップPCフラッグシップモデルがリニューアルし、デュアルコアCPU、CrossFire構成、RAID構成といったハイエンド志向のBTOメニューが用意された。より高速になったそのパフォーマンスをチェックしてみよう。

[寺崎基生,ITmedia]
photo エプソンダイレクト「Endeavor Pro3500」。価格は最小構成例で12万4950円から

 エプソンダイレクトのハイエンドデスクトップPCには、つねに最新フィーチャーを盛り込んだ「Endeavor Pro」シリーズがある。今回、Endeavor Pro3300の後継として登場した「Endeavor Pro3500」も、デュアルコアCPUやRAID 0構成、デュアルチャネルDDR2 SDRAM、そしてオプションにて2枚のグラフィックスカードを用いるCrossFire構成にも対応する、“デュアル”づくしのハイスペックモデルである。

 Endeavor Pro3500の基本スペックは、Intel 975X Express搭載マザーに、Pentium Extreme EditionやPentium D 900/Pentium 4 600シリーズ、PCI Express x16×2搭載によりCrossFire構成にも対応する。CPUの種類やメモリ/HDD容量(HDDはRAID構成も含む)、グラフィックスカードの種類、OSの種類、光学ドライブの種類といったBTOメニューが用意される。

 今回は、CPUにPentium D 930(3GHz)、RADEON X1800 XT搭載グラフィックスカードを1枚を組み込んだモデルを試用した。現在では、3.46GHz動作のPentium Extreme Edition 955、Pentium Dのトップモデルとして3.40GHz動作のPentium D 950、などもあり、CPUのランクとしては上の下という位置付けとなる。もちろんBTOにより、Pentium D 950(10万5000円)やPentium EE 955(15万7500円)をセレクトすることもできる。

 HDDは日立GST製7200rpm/500Gバイトを2基、総計1Tバイトを実装する。これら2基のHDDは、サウスブリッジのICH7Rが備えるRAID機能を用いてRAID 0構成(関連記事参照)となっている。RAID 0は2台以上のHDDを組み合わせ、読み書きの処理を複数のディスクに対し同時並行的に実行することでアクセス速度を高速化する仕組みだ。総容量だけでなくパフォーマンス向上にも期待が持てる。

photo 日立GST製のSerial ATA II 7200rpmタイプの500GバイトHDD2基を、RAID 0構成にて実装する

 マザーボードは、ASUS製(エプソンダイレクトオリジナル仕様)の「P5WD2-E」が採用されている。Intel 975Xチップセットを搭載し、LGA775 Pentium 4/Dに対応する。前モデルEndeavor Pro3300のIntel 955XからIntel 975X Expressへとリニューアルされたことで、CrossFire構築も可能となった。

 グラフィックスカードは、試用機ではRADEON X1800XT/512Mバイト製品を搭載する。BTOメニューではほかに、GeForce 6200 TC、同6600 GT、同7800 GTX/256Mバイト、RADEON X1800 XL/256Mバイト、同X850 XT CrossFire Edition+X850 XT/256Mバイトの「CrossFireセット」などが用意される。

photo 試用機にはPCI ExpressタイプのSapphire製RADEON X1800XT/512M搭載のモデルが搭載される。バーで覆われたヒートシンクの熱を、大型のシロッコファンで強力に吸い出す仕組みの冷却ユニットを備える

 そのほかの主な仕様は、搭載メモリがPC2-5300 DDR2 512Mバイト×2の計1Gバイト、2層DVD±R、DVD-RAM記録に対応するDVDスーパーマルチドライブの搭載など。こちらはEndeavor Pro3300の仕様を受け継いでいる。

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